<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
		xmlns:xhtml="http://www.w3.org/1999/xhtml"
>

<channel>
	<title>アルコール依存症治療専門の外来病院　宋神経科クリニック</title>
	<atom:link href="http://so-clinic.net/feed" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>http://so-clinic.net</link>
	<description>兵庫県神戸市でアルコール依存症の治療に専門的に取り組んでいます。</description>
	<pubDate>Tue, 08 Dec 2009 23:00:20 +0000</pubDate>
	<generator>http://wordpress.org/?v=2.7.1</generator>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>hourly</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>1</sy:updateFrequency>
			<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/feed" />
		<item>
		<title>Q&amp;A:肝臓障害と肝硬変症について</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/317</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/317#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 08 Dec 2009 23:00:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=317</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：肝臓障害と肝硬変症について
＜質問＞　飲酒のため肝臓障害があると言われましたが、酒をやめたら治るのでしょうか。また肝硬変症になればもう治らないというのは本当ですか？


?
＜答＞　肝硬変という病気になれば治らないとよく言われています。そのため、どうせ治らないからといって、酒を飲んでいる人がいますが、そんなことを続けていると、死を待つばかりとなります。肝硬変とは、肝臓のある部分の細胞が死んでしまって、その部分が繊維質に変化した状態を言います。一度死んだ細胞は二度と生き返りません。
このことを皮膚の細胞に置き換えて考えてみましょう。皮膚に軽いスリ傷をおっても、まだ細胞は死んでいません。やがてこのスリ傷は跡かたもなく治ります。
しかし、深い傷やひどい火傷の場合は、その部分の皮膚の細胞は完全に破壊され、二度と再生しません。その部分は繊維質に置き変わり毛もはえなくなります。
肝硬変がこれと同じ状態なわけです。また肝炎は皮膚の軽い傷と考えて下さい。この場合は断酒と治療により完全に治ります。しかし、飲酒を続けると肝炎は進み、やがて肝細胞が破壊され肝硬変に移行してしまいます。
肝硬変が治らないと言われているのは、火傷の跡が治らないのと同じ理屈です。火傷の傷が治らないからと言って、ヤケをおこしてさらに火傷をする人はいないでしょう。
不幸にして肝硬変と診断されたからといって、ヤケをおこしてはいけません。アルコールが原因でおこる肝硬変は、断酒と治療により病気の悪化を止めることができます。このようにして、断酒を続け生き残った肝細胞を大切にしますと、一般の生活が可能になります。逆に飲み続けますと、確実に死が待っています。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/317/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/317" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:空白な時間を耐える方法</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/315</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/315#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 07 Dec 2009 23:00:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=315</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：空白な時間を耐える方法
＜質問＞　断酒後の空白な時間が耐えられない。どうすればいいのでしょうか。

＜答＞　断酒を決意し実行していく中で、このように訴える人がかなりいます。この人達の飲酒時代の生活パターンを見ますと、仕事をしているか、飲んでいるか、寝ているか、のパターンしかありません。
この人は生きていくために必要な睡眠や、仕事などの時間を差し引いた残りの時間のほとんどを飲酒に費やしてきたのです。このような生活を長年続けた結果、生活の仕方を忘れてしまったと言っていいでしょう。
特に、今まで飲んでいた時間帯になると、何をすればよいのか悩む人もいます。空いている時間は長年すべて酒で埋めていた結果、いろいろなことに興味を失ってしまった人が多いのです。
アルコールを飲んでいると、時間はすぐに過ぎてしまうものですが、断酒を始めると一日の時間はノロノロ過ぎていくような感じがし、その空白の時間を、どうやり過ごしたら良いのかわからずにイライラし、つい酒に手を出してしまったという人がたくさんいます。
長年の飲酒生活のために、いろいろなことに興味や意欲を失い、ただ酒を飲んで時間をやり過ごして来た習慣が現在のこの悩みとなって現れているわけです。
そのためよく「ヒマがあるから飲んでしまう」とばかり、すべての時間を仕事をすることで埋めてしまおうとする人がいます。しかし、このような態度では、そのうち息切れがしてしまい、ストレスも溜まりまた飲酒に走ってしまうものです。
なぜなら、アルコール症についての学習が不充分のまま仕事に就いても、誘われたりすれば、つい飲んでしまうことがあるからです。次に、空白の時間をすべて仕事で埋めることは、初めから不可能であり、逆に疲労感が溜まってきて飲酒再発する可能性が高いからです。
正しい治療も受けずに、ヒマな時間を仕事や趣味で埋めていこうとしても決して断酒はできません。
断酒の初期には正しい専門治療を受けることや、断酒会、AA（アルコール依存症者により始められた自助グループ）などの参加によって、まず空白の時間帯を埋めていかねばなりません。
また、規則正しい生活のスケジュールを決め、それを日々実行していくことが大切です。
そのような日々を積み重ねていく中で、生活も規則正しくなり、いろいろな物事に対して興味や意欲もよみがえってくることでしょう。
空白の時間が耐えられないからと言って、短絡的に仕事や趣味などでヒマな時間をつぶし、断酒をしようとしてもすべて失敗に終わってしまいます。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/315/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/315" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:体験談を繰り返す意味</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/313</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/313#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 06 Dec 2009 23:00:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=313</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：体験談を繰り返す意味
＜質問＞　断酒会に参加しても過去の話ばかりです。同じ体験談を繰り返すことに何か意味があるのでしょうか。

＜答＞　アルコール依存症からの回復の第一歩は、自らの酒害を認めることから始まります。しかし、長年の飲酒生活の中で、自分の世間が狭くなればなるほど、自分のみじめな姿を見つめることは困難になります。人間はなかなか自分の否を認めない存在です。特に飲酒しているアルコール症者は、いろいろな物事がうまくいかなくなってしまっていることに対して、心の中で常に他人や自分に対して言い訳をしているのです。その「言い訳」に自分自身もだまされてしまい、現実の姿を見失ってしまったのです。
確かに悲惨な現実を認めることは、誰にとっても難しいことであり、つい現実をゆがめて自分の都合の良いように考えてしまうのが人間の性質です。
しかし、アルコール症からの脱出のためには、自分の酒がどのくらい自分の周囲の人々を苦しめてきたのか。その現実を直視することが大切なのです。過去の酒害の現実を自分がやったことなのだと認め、その中から、なぜ自分は酒をやめなければならない人間なのかを常に問い続けなければなりません。
それができるのが断酒例会での体験談なのです。人の体験を繰り返し聞き続け、自分の体験談を正直に語り続けていく。その中で断酒しなければならない自分に日々気付いていくのでしょう。
過去の体験談を語るのは他人に聞かせるためではありません。体験談を自分自身に向かって語りかけるのです。その中で現実を直視し、日々断酒の決意の新たにしていかねばなりません。
体験談は繰り返し繰り返し聴き続け、語り続けることによって同じ内容であってもその中味が深まっていくものです。その中で「なぜ酒をやめなければならないのか」という理由も変化し、成長していくことでしょう。
また、人間は苦しかった時のことをすぐに忘れてしまう存在でもあります。この時に飲酒再発につながる人が多いのです。過去の酒害を忘れないためにも、常に体験談は必要なのです。過去の体験談を繰り返すなかで、自分の酒でゆがめられた現実を認め、その中から今日の断酒を一日一日重ねていくことが大切です。
断酒会の体験談を拒否する人の多くは、体験談に対して無意識の恐怖を持っています。なぜなら、そこでは認めたくない自らの現実をまともにつきつけられるからです。
そのため、いろいろな理由をつけて断酒会の出席を嫌がるのですが、それでは断酒の本当の決意など生まれてくるはずはありません。
体験談を繰り返す中で、自分の現実を認めるという行為は、勇気と誇りをもった人間にのみ可能なことであり、決して人間としてはずかしいことではありません。
同じ体験談を繰り返し語り続けること、その中で自分の酒害に気付いていくことが断酒新生のために必要なのです。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/313/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/313" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:自助グループの意味</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/311</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/311#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 05 Dec 2009 23:00:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=311</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：自助グループの意味
＜質問＞　断酒会やAAをなぜ自助グループと呼ぶのですか。また自助グループとはどういう意味のものでしょうか？

＜答＞　アルコールは治療に終点のない慢性の病気です。糖尿病や高血圧症と同じく、一生治療を続けなければならないのです。糖尿病や高血圧症が、血糖値や血圧を一生コントロールしていかねばならない病気であるとしたら、アルコール依存症の唯一の治療法も、一生にわたって完全に断酒を続ける以外にないわけです。アルコール依存症の治療の目的は、決して「以前と同じようにうまく飲める状態に治す」といったものではありません。
この病気になった限り、もう節酒はできない体になってしまっているのです。
そこで、一生断酒という治療を続けなければならないのですが、だからと言って一生医療機関に通院するわけにはいきません。
この病気は自ら治療を続けていかねばならないのです。そこで断酒会やAAという「自らを助け合う治療グループ」が必要なのです。
自助グループの意味はここにあります。自ら酒に負けてしまった自分を素直に認め、過去の人生全てにわたるアルコールの害を常に見つめ続け、その中から自分はなぜ酒をやめなければならない人間なのか、日々確認しなければ断酒は不可能です。
そしてこの確認をし、断酒の決意を日々新たにしていくための場が断酒会やAAなどの自助グループです。
病気の治療の第一歩は、自らがその病気にかかってしまっているという事実を認めることから始まります。人間は、他の病気なら割合簡単に認めるものですが、アルコール依存症に関しては、さまざまな誤解と偏見があるためになかなか認めにくい病気です。また、一度認めたとしても、しばらく断酒が続くとすぐに病気であると忘れてしまいがちです。
自分がアルコール依存症であると認め続けるためにも、医療機関での治療と同時に断酒会やAAなどの自助グループへの参加が必要です。
?
［付　断酒会やＡＡなどの意味については、ここでは詳しくは触れませんが、そのつど説明していくつもりです。また私の地域断酒会にての講演記録はほとんどが自助グループについての考察ですので、ぜひ参考にして下さい。］
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/311/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/311" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:体験談を語るコツ</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/309</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/309#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 04 Dec 2009 23:00:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=309</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：体験談を語るコツ
＜質問＞　院内のミーティングや地域の例会で体験談を話すように言われますが、どうもうまく話せません。体験談を語るコツがあれば教えて下さい。

＜答＞　自分の飲んでいた過去の体験談の中に、何故断酒しなければならないかの解答があるはずです。その体験談を繰り返すことによって日々の断酒の決意を新たにしていくことが、断酒継続のために必要なことです。
ここではその体験談を語るヒントを並べてみましょう。
1、まず他の人々の体験談を数多く聞くこと。
体験談を語ると同時に、人の体験談を聞くことが大切です。その時、自分と違うところを探して、自己のアルコール問題を否認するような態度はもうやめることです。他人の体験談を聞きながら、同時に自分の過去の体験を自分の心の中で語りかけることが必要です。そのうちにすっかり忘れてしまっていた体験を思い出すことも数多くあるでしょう。それがまた新たな断酒の決意になるのです。
2、体験談は他人に聞かすものではないと考えること。
他の人のように上手に話せないと悩んでいる人がいますが、何も他人に上手に語る必要はありません。体験談は自分自身に聞かせるように語るものです。自分自身をごまかさないで、酒害にまみれた過去の体験を自分に聞かせるような態度で語り続けて下さい。結果として、その方が他人の心に響く体験発表になり、自分のこれからの断酒にも役立つものと思います。
3、過去の体験を一つずつ思い出すこと。
飲酒時のことは忘れていることが多く、なかなか思い出せないものですが、相手や時期や場所を限定して思い出す努力をして、それを自分に聞かせるように語ることが大切です。
4、一つのエピソードを具体的に語ること。
一回に一つのエピソードを、それも具体的に語ることにしたらどうでしょう。その一つのエピソードを掘り下げ、その時自分や周囲はどのような状況にあったのか。自分の酒が他人や自分をどのように苦しめたのかを具体的に話して下さい。
5、勇気を持って体験発表をしよう。
確かに過去の苦しい、また恥ずかしい体験を語ることはいやでしょう。しかし、それが自分の現実だったのだ、自分がやったことなのだと認める勇気を持つことが大切です。過去をウヤムヤにしたままでこれからの断酒は不可能です。なぜならいつか「自分はなぜ酒をやめなければならない人間なのか」という問いかけがなくなってしまい、断酒継続ができなくなるからです。
「過去のことを忘れて前向きに断酒したい」という言い方は、自分の現実を認める勇気のない人の言い逃れに過ぎないと言っておきましょう。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/309/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/309" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:「苦手」を克服する方法</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/307</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/307#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 03 Dec 2009 23:00:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=307</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：「苦手」を克服する方法
＜質問＞　断酒会やAA（アルコール依存症者により始められた自助グループ）に参加することにあまり抵抗はないのですが、自分は人前でしゃべるのが苦手のためどうしても足が遠のきます。なにか方法はないものでしょうか。

＜答＞　「人前で話をするのがにが手である」と訴える人は非常に多いのですが、これは元来の内向性の性格に加えて、長年の飲酒生活のため、素面の人と話をするという訓練ができなかった結果であるとも言えます。
実際「酒が入っていないと人としゃべれない」と言う人もかなり多いのです。
しかし、一度「自分は?するのが苦手」と決めこんでしまうと、その人は一生それが苦手のままに終わるのです。なぜなら、日常の生活の場面で「苦手」なものに出会うと、つい尻込みをしてしまい、逃げてしまうからです。このような態度ではいくら年月が流れたところで、そのことは「苦手」のままに終わらざるを得ないでしょう。
「人前で話をするのが苦手」と訴えているあなたは、今まで人前で話す場面を避けて生きてきたのに違いありません。しかし、これからはそのような態度を変えていく必要があります。初めから何事も得意な人はいません。
肝心なことは、最初は苦手でも少しずつ人前で話す練習を始めることなのです。うまくしゃべれなくとも逃げてしまわず、何度も繰り返ししゃべり続けることが大切です。断酒例会での体験発表を聴いていますと、初めは発表の時、マイクを持つ手も足もガタガタ震わし、途切れ途切れに語っていた人も、回を重ねる毎に慣れてきて、しばらくすると見違える程、堂々と体験発表ができるようになっている場面をよく経験しました。
しかし、ある人は「自分は話をするのが苦手だから」と、例会に出席しても発言を拒否し続け、その結果当然のようにいつまでたっても苦手のままに終わり、そのうち例会を離れてしまい飲酒再発してしまったのです。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/307/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/307" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:医師から繰り返し質問される理由</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/304</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/304#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 02 Dec 2009 23:00:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=304</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：医師から繰り返し質問される理由
＜質問＞　よく先生方から「なぜ酒をやめなければならないのですか」という質問を何度も受けますがなぜですか。

＜答＞　我々がこのような質問を患者さんにすることにより、その返答で、その人が自分をアルコール依存症だと認めているかどうか、また自己の酒害をどこまで認識できているかが分かるからです。
アルコール依存症は、一般内科の病気と違って、身体だけが悪くなる病気ではありません。アルコールにコントロールを失った飲酒生活の中で、身体も心も社会生活も障害される病気なのです。
人間は、いつか身体的な病気になるものですし、このような身体の病気に対しては本人の責任はあまり問われないものです。しかし、心の障害や家族生活を含めた社会的な障害に関しては、義務や責任をはたせない駄目な人間として白眼視されたり、駄目な人間として責任を問われます。そのため、アルコールに溺れて人間関係が破壊されたり、心がすさんでいけばいく程、そのように駄目になってしまった自分を認めたくないのはある意味では当然のことでしょう。
アルコール依存症者は、あらゆる理由をつけて身体障害以外の自分のアルコール問題を否認しています。なぜなら、意志の弱い駄目な人間であると他人から責められ、自分ではそれを認め難いからです。
そこで、アルコール依存症の患者は身体疾患に逃げ込もうとします。先程述べたように、身体疾患は本人の責任が問われないからです。「自分はアルコールの問題はない。身体が悪いだけだ」
これが彼らの言い分です。「なぜ酒をやめなければならないか」という質問に対して、このように答える人はまだアルコール依存症について全く理解できていません。いつか「体が良くなったから少しくらいなら飲んでもよいだろう」とばかりに再飲酒が始まり、たちまちコントロールを失った以前の状態にもどってしまいます。かくして、このような人々は内科の病院の入退院を繰り返しているわけです。
次に、自分はコントロールした飲酒、つまり節酒ができない体になっており、断酒しか治療方法がないということが理解できているかどうか、この質問でわかります。
院内での治療プログラムや地域での例会に参加することによって、その人の断酒の理由は変化していくはずです。身体面にのみとらわれるのではなく、その人の人間関係や社会生活にどれくらいの酒害があったのか理解していくうちに、この質問に対する返答が変わってきます。また、自分は節酒はできないと認めると共に返答も変わってきます。
このような「断酒理由の成長」が断酒の決意をより強固にし、回復へのステップとなるはずです。
身体面にのみ目を向け「断酒理由の成長」がない人は、残念ながらいつまでも同じ失敗を繰り返すでしょう。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/304/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/304" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:中毒と依存症の違い</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/301</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/301#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 01 Dec 2009 23:00:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=301</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：中毒と依存症の違い
＜質問＞　アルコール中毒とアルコール依存症とはどう違うのですか。

＜答＞　結論から言えば、世間で言われている「アルコール中毒」と「アルコール依存症」とは同じ病気です。しかし、このアルコール中毒という呼び方は、言葉を正確に考えると誤りです。「中毒」という言葉の「中」という字の意味は「あたる」ということです。つまり「中毒」という言葉は、「毒にあたる」という意味を持っています。ですから本来は、食中毒、一酸化炭素中毒、鉛中毒など、毒物にあたる病気のみに使うべき言葉のはずです。
しかし現在では、麻薬中毒、覚醒剤中毒、アルコール中毒というように、毒にあたらない病気にも誤って使用されています。
これらの病気は「薬物にたよる」ようになる病気です。その状態を正確に表現するには「依存＝たよる」という言葉を使うべきでしょう。
麻薬依存症、覚醒剤依存症、アルコール依存症という表現が、その実態を正しく伝えています。
言葉にはイメージが伴います。そのため、アルコール中毒という誤った表現は、当然多くの誤解を生み出してきました。その中で一番大きい誤解は「中毒」だから、入院して「解毒」すれば治るはずだということです。
実際我々医療者は、患者本人や家族の方々から「どのくらいの期間で治りますか」という質問をよく受けます。しかし、依存症という病気の治療に終点はないのです。アルコールに依存してしまっている自分自身を認め、アルコール依存症の正しい知識を本人も家族も身につけ、アルコールを止め続けていく以外に、この病気からの回復はあり得ません。そのために種々の治療プログラムが用意されており、本人だけでなく家族も治療プログラムが用意されており、それに参加することが大切なわけです。また治療に終点がないわけですから、断酒会やAAなどの自助グループに参加を続けることが必要です。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/301/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/301" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:治療への心構え</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/299</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/299#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 30 Nov 2009 23:00:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=299</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：治療への心構え
＜質問＞　アルコール症の専門的治療を受ける際に心構えがあれば、教えて下さい。

＜答＞　アルコール依存症の治療を受ける際には、一般的な「治療」というものの考え方を根本から変えることが必要です。一般病院で行われている各種の検査や診察、投薬のみが治療ではないと考えて下さい。簡単に言いますと「身体の治療だけが治療ではない」ということです。
アルコール依存症の障害は、身体面、精神面、社会面、生活面、すべてに認められます。身体面の治療は、投薬や注射などで可能ですが、その他の障害には「薬」はありません。今まで持っていたアルコール依存症についての誤解や偏見を正して、正確な知識を身につけることが大切ですし、身体面よりもむしろ自分の精神面や社会面あるいは生活の面に、アルコールがどのような悪い影響を与えてきたのかをじっくりと反省しなければならないのです。その自己洞察の中にのみ「なぜ自分は酒を飲んではいけない人間なのか」という解答があるのです。
そのためには、本人、家族共に院内で行われている各種の治療プログラムに自ら参加することが大切なわけです。身体的な治療はアルコール依存症の治療のごく一部分にすぎません。
「アルコールは体に悪いから禁酒して治療しなければならない」と考えている人は、身体的な障害が改善すると「体が治ったから少しぐらいの酒ならいいだろう」と、いつかは飲酒再発してしまいます。アルコール依存症が内科治療のみでは回復不可能なのはここに原因があります。
従来治療というものは「診察を受ける」「検査を受ける」「注射や薬などの投薬を受ける」といった受け身的なものが主でした。しかし、アルコール依存症のような慢性の病気は、このような受け身的な治療だけでは回復しません。院内で行われているアルコールの講義や各種の学習会に参加する、それも患者本人だけではなく、家族も治療に参加するという能動的な治療態度が必要なのです。
ある程度の治療期間が過ぎて、点滴や投薬がなくなったからといって、アルコール依存症が治ったわけではありません。アルコールの害の一つである身体の障害が改善しただけなのです。また、医療機関での治療が終了したからといって、この病気が治ったわけではないのです。その後も各地で行われている断酒例会に参加を続け、自らを治療していかねばならないのです。
逆に言いますと、この病気は自らの正しい努力によって、患者家族とも積極的に治療に参加することが可能であり、本人や家族の正しい努力が、そのまま治療成績につながる病気なのです。
他の病気、例えばガンなどの場合は、本人や家族がいくら努力してもがんという病気の回復にはあまり関係がなく、現在の医学の発達の程度によって治るか治らないのかが決定されてしまいます。つまり「ガン」の治療には、本人も家族もほとんど参加できないのです。しかし、アルコール依存症の場合は違います。本人や家族が治療に参加でき、その努力が必ず実を結ぶ病気なのです。
最後に「アルコール依存症」の治療に患者本人も家族も積極的に参加し、この病気を克服する努力が大切であり、これがアルコール症の専門治療を受ける時の心構えであると言っておきましょう。そして「身体的な治療だけが治療行為ではない」ともう一度考え直して下さい。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/299/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/299" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:抗酒剤についてのまとめ</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/296</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/296#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 29 Nov 2009 23:00:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=296</guid>
		<description><![CDATA[●抗酒剤についてのまとめ
シアナマイド、ノックビンなどの抗酒剤は、世間でよく言われているような「酒がきらいになる薬」ではありません。抗酒剤服用後にもし飲酒すると、人工の二日酔状態となってしまい、その怖さのため飲酒を思いとどまるといった薬です。

次に、抗酒剤の効用をまとめてみます。
（１）断酒後、いつ襲ってくるかわからない断酒の危機、病的飲酒欲求を乗り越えるために毎日服用すること。危険な時だけ抗酒剤を服用するという人がよくいますが、危険な日は予測できないのです。

（2）抗酒剤服用は、目に見えて行動可能である。抗酒剤を飲むのは、すぐに実行できるのです。
断酒のような行動不能なものを、行動可能なものに変えてそれを一つずつ実行していくのが断酒のコツです。そのために抗酒剤は大きな力となります。

（3）断酒後、数カ月後から繰り返し出現する慢性の禁断症状を乗り越える。

（4）抗酒剤を毎日服用することによって家族の安心が得られ、そのために無用の摩擦が避けられる。家族の安心が本人にまた心の安定を与える。

（5）自分をごまかさない習慣を作る。アルコール依存症にかかってしまっている事実を認め続け、その病気を治す「クスリ」として毎日抗酒剤を服用する。
?
（6）抗酒剤の力を借りてでも素面で過ごす日を一日でも多く積み重ね、その間に断酒会、AAなどに出席することによって断酒の動機をより強いものにしていく。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/296/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/296" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:抗酒剤の服用_3</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/293</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/293#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 28 Nov 2009 23:00:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=293</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：抗酒剤の服用_3
＜質問＞　自分には飲酒欲求もなくなり、もう抗酒剤は必要ないと思います。また、飲酒しそうな危ない時だけ抗酒剤を服用すればよいのではないでしょうか。それに抗酒剤に頼っての断酒は本物でないという気があるのですが。
?
前回からのの続きになります
＜答＞　その三
家族を中心とした周囲の人々は、みなさんの今までの飲酒生活の中で味わった色々な苦しみを、なかなか忘れられないものです。そのため、断酒を始めても、いつか飲まれるのではないかという不安が常につきまとい、ついアルコール症の本人を監視するような行動をとりがちです。それがまた本人のいらだちを誘い、再飲酒の原因になることも多いようです。そこで、抗酒剤の効用として、次の利点も考えられます。
まず第1に、抗酒剤を服用することにより、家族の「また飲酒されるのでは？」という不安がとり除かれ、安心するという点です。みなさんは長年アルコールのために家族を苦しめて来たわけですから、毎日抗酒剤を服用して家族を安心させてあげてもよいのではないのでしょうか。
抗酒剤服用の第2の利点は、そうして家族が安心することにより家族の不安やイライラがなくなり、アルコール症者本人を監視するような態度も少なくなり、家庭内の摩擦も減少する点です。断酒を行動化するためにも、素面で種々の問題を乗り越えていくためにも、繰り返し襲ってくる慢性の禁断症状出現時の病的な飲酒欲求を抑えるためにも、当然抗酒剤は有効なクスリですが、それに加えてアルコール症本人の抗酒剤服用は、周囲の人々の何よりの精神安定剤となるわけです。
家族の精神状態が安定しますと、先程述べましたように当然本人の精神状態にもよい影響を与え、今後の断酒継続の大きな力になるものと思われます。
我々は何も、一生抗酒剤を服用して下さいと言っているわけではありません。抗酒剤の力を借りてでも素面で過ごす一日一日を積み上げ、少々のことでは動揺しなくなる本当の断酒安定の日が来るまでは、油断を戒める意味で抗酒剤の毎日服用を提案しているわけです。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/293/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/293" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:抗酒剤の服用_2</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/288</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/288#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 27 Nov 2009 23:00:17 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=288</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：抗酒剤の服用_2
＜質問＞　自分には飲酒欲求もなくなり、もう抗酒剤は必要ないと思います。また、飲酒しそうな危ない時だけ抗酒剤を服用すればよいのではないでしょうか。それに抗酒剤に頼っての断酒は本物でないという気があるのですが。

前回からのの続きになります。
＜答＞　その二
みなさん方はこれから断酒を実行されるわけです。そうすると、今まで棚上げにしておいた種々の問題に素面で直面しなければなりません。そのストレスは、みなさんの予想をはるかに上まわっています。一つ二つのストレスに耐えることが出来ても、種々の悪条件が重なってきますと、必ずまた病的な飲酒欲求が起こって来るものです。長い飲酒生活の中で「ストレス＝パニック＝飲酒欲求＝飲酒」という、条件反射的な習慣が出来あがってしまっているからです。
それに、飲酒欲求はいつ何時起こってくるか分かりません。よく人は、危ない時だけ抗酒剤を服用すると言うものですが、どうしてその日が安全な日か、危険な日か判断できると言うのでしょうか。
たとえさわやかな朝を迎えたとしても、昼にイヤなことにでくわし飲んでしまうかも知れないでしょう。
そこで、抗酒剤を次のように考えてみればどうでしょうか。抗酒剤を社会復帰のための保険、例えば火災保険として考えてみて下さい。
もし火災保険が、毎日毎日掛けていく制度とするならばどうでしょうか。今日は火事になりそうだ。あるいは雨だから火事にならないなどと判断して、危ない日だけ保険をかけるでしょうか。そんなことは決して無いと思います。やはり万が一に備えて毎日掛けておくでしょう。１年365日のうち１回でも火事を起こしたらおしまいだからです。
再飲酒の危機は、一年のうちに繰り返し繰り返しやってきます。その時、抗酒剤という保険が掛けてあれば何とかその危機を乗り越えられるでしょう。とにかく、素面で危機を乗り越えていくということが大切なのです。
我々は、抗酒剤をいつまでも服用して下さいとは言っていません。少なくとも断酒開始後、身体的、精神的な安定が得られるまで、約一年ぐらいは断酒の危機に備えて毎日の服用を勧めているのです。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/288/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/288" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:抗酒剤の服用_1</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/285</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/285#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 26 Nov 2009 23:00:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=285</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：抗酒剤の服用_1
＜質問＞　自分には飲酒欲求もなくなり、もう抗酒剤は必要ないと思います。また、飲酒しそうな危ない時だけ抗酒剤を服用すればよいのではないでしょうか。それに抗酒剤に頼っての断酒は本物でないという気があるのですが。

＜答＞　その一
抗酒剤を「酒が飲めなくなるクスリ」と考えている人が多いようですが、これは誤りです。抗酒剤を服用後飲酒すると、人工的な二日酔いの状態となり、非常な苦しみを感じ、そのために飲酒を断念するといったものです。
だから、最初から酒を止める気の無い人にとっては恐ろしいクスリであり、そのため何とか服用しなくてもよい口実を考え出すものです。抗酒剤の副作用をおおげさに言い立てたり、服用した振りをして全然服用しなかった経験のある人もいるでしょう。また、家庭内において、シアナマイドを水に入れ替えて、家族の前で服用してみせるなどということをする人も多いようです。このような人は、もう一度最初からアルコール症の勉強をしてもらうしかありません。
また、完全断酒を決意しながらも抗酒剤を拒否する人も多いようです。このような人は、アルコール症の本質を少しばかり誤解していると思われます。抗酒剤を服用させられることに自尊心を傷つけられる思いをし「見張られている」「自分の意志力を信用されていない」「試されている」などと考えるようです。
しかし、それは次の２点で誤っていると思います。
第1に、アルコール症は意志力の低下のため起こるのではなく、純粋にアルコールに対し、意志が働かない病気であるということです。ここで大切なのは、アルコールにのみ意志が働かないのであって、その他の物にも意志がないなどとは言っていない点です。
第2に、抗酒剤を自ら進んで服用するという行為は、決してみなさんが考えているような消極的な作業ではなく、むしろ非常に積極的な行為なのです。酒をやめるということは酒を我慢するとということですから、これを行動化することは困難です。ただひたすら耐えるという我慢の断酒は長く続きません。それに反して、酒を止めるために抗酒剤を服用するということは目に見える積極的な行動ですから実行が可能です。
また「抗酒剤を服用しないでも止める自信がある」と言われる人は、次の点を考えてみて下さい。「今まで断酒できなかった、あるいは断酒を続けることが出来なかったことを、これから始めようとするのに、どこからその自信は生まれてくるのだろうか」という疑問です。
とにかく「一日断酒」という目標の積極的な行動、あるいは決意表明として「毎日抗酒剤を服用する」ということは、いろいろな意味で有効な手段であり大切なことです。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/285/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/285" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:抗酒剤の働き</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/283</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/283#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 25 Nov 2009 23:00:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=283</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：抗酒剤の働き
＜質問＞　ノックビン、シアナマイドなどの抗酒剤の働きはどういうものでしょうか？

＜答＞　アルコールは、人間の体内で次のように分解されます。吸収されたアルコールは、ほぼ肝臓に運ばれ、アセトアルデヒドという物質に変化します。このアセトアルデヒドが二日酔いの不快感の原因とされています。しかし、このアセトアルデヒドもすぐさま酢酸に変化します。酢酸とはすなわち酢のことであり、これは体には無害な物質です。そして、この酢酸はさらに炭酸ガスと水とに分解され、炭酸ガスは肺を通して呼気として体外へ、また水は尿や汗として体外に排泄されるしくみになっているのです。
?
?
アルコール　→　アセトアルデヒド　→　酢酸　→　炭酸ガス　＋　水
　　　　　　　　　　　? ↓　　　　　　↓
　　　　　　　　　??? 　体外へ　　　体外へ

大量飲酒をした翌日に二日酔いになるのは、その人間の分解能力を越えたアルコールを体に入れたためにアセトアルデヒドが残り、これがあの不快な二日酔いの原因となるのです。
シアナマイドやノックビンを服用後アルコールを体内に入れますと、このアセトアルデヒドが人工的に体内に溜まってしまい、様々な不快な症状をひきおこすわけです。
血圧の低下、全身や顔面の紅潮、腹部不快感、心臓のドキドキした感じ、嘔吐、めまい、呼吸困難などの症状が生じ、その恐さのために飲酒を思い止まるというのが抗酒剤です。
抗酒剤は、世間でよく言われているような、酒が嫌いになる薬ではありません。
抗酒剤服用の効果については次に説明していきますが、抗酒剤を服用する時の注意として、医師の指示のもとに自ら服用を続けることが最も大切であり、家族が断酒しようとしない本人に隠して、お茶に混ぜたりして、こっそりと服用させてはいけません。第一にそれは非常に危険なことですし、第二にそれがわかった場合その後の家族関係がさらに悪くなるからです。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/283/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/283" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:周囲の評価（信用の回復）</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/281</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/281#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 24 Nov 2009 23:00:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=281</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：周囲の評価（信用の回復）
＜質問＞　現在、自分なりにがんばって断酒を継続しているのですが、家人がなかなか信用してくれません。また、家人が信用してくれても、職場や親せき、その他周囲の人が全く信用しません。これ程努力しているのにどうせ信用がないのなら、いっそのこと飲んでしまおうかと思う時もあるのですが。

＜答＞　このような悩みは、日常よく聞かれるものです。確かに、あれ程やめにくかった酒を現在真剣にやめている姿を、周囲の人々が冷たい目で見ている。あるいは、いつ飲まれるかという具合に不安のまなざしで見つめられたりすると、本当に腹が立ったり、断酒の張りがなくなったりすることでしょう。しかし、ここであてつけのように飲酒してしまえば、今までの努力が水の泡となってしまいます。それに、断酒ということは、人間としての成長をともなわなければならないという点を考えますと、このようなあてつけ飲酒をしようとするような態度こそ、まだ充分にアルコール症からの回復がなされていない証拠とも言えます。
ここで、人間の信用というものを考えてみましょう。例えば、今まで散々借金を踏み倒したり、金銭的な不義理を続けてきたりした人が、ある日反省し何カ月か精神修養を積み、自分は生まれ変わった、もうこれからは不義理はしまいと誓ったとします。さて、この人が自分はもう大丈夫だからと銀行などに出かけていき、いくばくかの借金を申し込んだとしましょう。この場合、銀行側は素直にお金を貸してくれるでしょうか。みなさんもこの点をよく考えてみて下さい。今まで散々、酒のために迷惑を掛け続けてきたというマイナスの実績があるのです。
しばらく断酒を続けたからといって、周囲はそう簡単には認めてくれないでしょう。
金銭面での信用問題なら納得できたみなさんも、アルコールの面での信用問題になるとすぐに感情的になり、この質問にあるような気持になってしまうことが本当に多いものです。
ここで肝心なのは、今までの飲酒によるマイナスの実績を上まわる断酒によるプラスの実績を、一日一日積み上げていくことなのです。そのような断酒の努力が、周囲にわからないはずはありません。いつの日か、みなさんの断酒の努力が周囲に評価される日が必ずやってきます。
信用を追いかけている間には信用は得られません。毎日毎日、断酒を続け、日々の生活を真面目にすごす。そして、気がついてみると、いつの間にか周囲の信用が得られていた。人の世ではこのような場面がよく見られます。
みなさんも信用を追いかけず、日々の断酒を実行し、自己を改善し続ける努力をして下さい。そうすればいつの日か、あれ程求めていた信用が得られていたことに気付くことでしょう。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/281/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/281" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:断酒会やＡＡへの参加意義</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/279</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/279#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 23 Nov 2009 23:00:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=279</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：断酒会やＡＡへの参加意義
＜質問＞　断酒のため、自分のアルコール問題を考えるように言われていますが、そのためには各医療機関で行われている院内ミーティングなどの治療プログラムだけで充分と思われます。その上に断酒会やAA（自助グループ）に参加する必要があるのでしょうか？

＜答＞　アルコール依存症の唯一の治療法は、生涯断酒を続けるしかありません。そのためには、自分はなぜ酒を止め続けなければならない人間なのか、また、過去の飲酒のために、自分や周囲の人間をどのように苦しめてきたのかを自己洞察しなければならないのです。各医療機関において、自己のアルコール問題を考えていただくために、工夫をこらしたミーティングなどを行っています。
このアルコール依存症という病気は、先程述べたように一生涯断酒を続けなければならないのです。しかし、だからといって一生、院内のミーティングに参加を続けるわけにはいかないでしょう。みなさんはそれぞれの生活の場所に、いつかはかえっていくわけです。この時に、地域の断酒例会に繋がっていないと、自らの酒害をふり返り、反省する場を失ってしまうのです。人間は、昔のつらかった思い出をすぐに忘れてしまう存在です。そのため、あれ程苦しんで来たはずの酒であっても、また酒に手を出してしまう人がほとんどです。
次に、医療機関での治療が終了した時点で、AAなり断酒会なりに参加すれば良いと考える人も多いのですが、これもほとんどうまくつながったためしはありません。長年の飲酒生活のために、人間になじめなくなっている人が多いのですから、そのような人が新たに地域の断酒例会に参加することは困難なことです。
また、日常の忙しさにかまけて、例会に参加する意味さえつかめないまま、飲酒再発する人がほとんどです。やはり、医療機関での治療と同時に、地域の断酒例会に参加され、医療機関での治療が終了した時点では、すでに地域の断酒例会の仲間に溶け込んでおり、しっかりと例会参加が定着できた人が、断酒継続を成功させています。
医療機関から離れた後も地域の断酒例会に根をおろし、過去の体験談の中から、今日一日の断酒のエネルギーを獲得していって下さい。
?
［付　地域の断酒例会とは、各地で行われている断酒会やAAの集まりのことです。］
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/279/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/279" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:少しの飲酒なら良いのか</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/277</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/277#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 22 Nov 2009 23:00:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=277</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：少しの飲酒なら良いのか
＜質問＞　内科の先生から、少しくらいなら飲んでも良いと言われましたが、本当によいのでしょうか？

＜答＞　内科の先生方は、毎日のように数多くの患者さん達の治療にあたっています。
そして、その患者さん達のほとんどが、アルコールの量をひかえなさいという医師の忠告を守れます。なぜなら、その人達はまだアルコール依存症になっていないからなのです。
しかし、すでにアルコール依存症になってしまっている人々は、もはやコントロールした飲酒は不可能になっています。飲み出したら止まらない。これがアルコール依存症の飲み方です。
その証拠に、あなたは内科の医師から受けた、肝臓病や糖尿病などに悪いから酒をひかえなさいという忠告を守れなかったでしょう。
それに、そのような忠告を出した医師は、大勢の一般飲酒者に混ざったアルコール依存症のあなたを見抜けず、同じように酒の量をひかえろという注意をしただけなのです。
アルコール依存に陥り、飲酒をコントロールできない日々が続くと、いろいろな問題が持ち上がってきますし、家族を中心とした周囲の人々の目は、だんだんときびしくなってきたものと思われます。このように、自分の酒に対して批難され続けていますと、どこかに自分の飲酒を正当化してくれるものはないかと考えるようになってしまいます。こんな時に内科医から「少しくらいの飲酒なら」と許可がでますと、すぐに飛びついてしまうものです。「医者がそう言っている。だから、家族が何と言おうとも自分は酒を飲んでもよいのだ」このように、自己のアルコール問題を合理化して酒を飲むのですが、残念ながら節酒はできないのです。そして、また身体を悪くして内科病院に入院する。良くなれば退院する。このように自らをアルコール依存症者と認めずに、内科の入退院を繰り返し、最後には死亡してしまう人がたくさんいます。
現在の日本で、アルコール依存症者が一番多く入院しているのは、精神科の病院ではなく一般内科なのです。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/277/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/277" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:断酒後の体の不調</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/275</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/275#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 21 Nov 2009 23:00:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=275</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：断酒後の体の不調
＜質問＞　断酒してから、かえって体のあちらこちらに故障が出てきて困っているのですが、どうしてですか？

＜答＞　アルコールという飲料は、すべての意味で麻酔剤としての効果があります。肉体の疲労時にアルコールを飲みますと、一時的に疲労がとれるという経験をされたことがあるかと思われますが、この場合、本当に疲労が回復しているのではなく、アルコールの麻酔作用で一時疲労を麻痺させているだけなのです。例えば、虫歯になった時に、一時しのぎの痛み止めの薬（麻酔剤）を使用し、痛みをおさえることはできます。そして、この「痛み止め」の薬を連用して、長期間虫歯の痛みを忘れることは可能です。
しかし、それで虫歯が治るのでしょうか。そうではなくて虫歯は、どんどんひどくなっていく一方でしょう。これと同じように、アルコールで長年にわたり疲労をごまかしていますと、当然体のあちらこちらに様々な故障が起こってきます。身体というのは、どこかに故障が起こると、痛み、不快感などの何らかのサインを出し、故障の事実を知らせるしくみになっています。
しかし、せっかくのそのようなサインも、またアルコールを飲むことで長期間ごまかしてきたわけです。それどころか、アルコールのため、故障が発生し、痛みや不快感などのサインが出れば出るほど、アルコールの量はむしろ増加したものと思われます。
断酒した現在（麻酔剤をやめた現在）、今まで隠されていたあちらこちらの故障が出てくるのは当然のことなのです。人間は、暦の年齢通りに老化していくものではありません。
身体の手入れをおこたらなかった人と、身体を傷めつけるようなことを続けた人とでは、どちらに故障が起こり易いかは言うまでもないことでしょう。今後は、一つしかない身体の手入れを行い、我慢強く断酒を継続しながら、適当な治療を根気よく続け、身体の故障を一つずつ治していく努力が必要です。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/275/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/275" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:慢性の禁断症状とは</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/273</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/273#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 20 Nov 2009 23:00:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=273</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：慢性の禁断症状とは
＜質問＞　慢性の禁断症状とはどんな症状でしょうか。

＜答＞　断酒開始直後に出現する手や指の振戦（ふるえ）、発汗、睡眠の障害、頻脈、後頭部の不快感、高血圧などに代表される自律神経症状や、イライラ感、気分のおちこみ、神経過敏などの精神的な不安定、食欲不振、吐気などの症状は、一般にアルコール離脱小症状と呼ばれています。この時期の種々の不快感から逃れるために病的飲酒欲求が起こり、飲酒に走ってしまっていたわけです。
しかし、これらの危機を乗り越え、このような不快な症状が消えてくる断酒後約2週間目にもなりますと、飲酒欲求もなくなり、あたかももうアルコール症が治ったかのような錯覚に陥りやすいものです。しかし、この状態は本当に安定した時期ではないのです。
しかし、社会復帰をするにつれ、飲酒生活のために今までやり残してあったいろいろな問題に直面したり、様々な外部の刺激にも身をさらされたりするようになり、心身の疲労が重なってくると、この飲酒欲求のない静かな時期は破られ、前に述べたような離脱症状とよく似た症状が繰り返し出現してきます。イライラ感や気分の著しい動揺、衝動性、不機嫌、抑うつ状態、などが出現し、この時に判断力がなくなった、理解が悪くなったなどの訴えも非常に多いものです。
また、口渇、頭の重さ、食欲不振、発汗、不眠などの症状も重なってきます。これらの症状は、長年にわたって繰り返し出現するものと覚悟しておいた方がよいでしょう。これらを慢性の禁断症状と呼びます。この時期に病的な飲酒欲求が起こり、飲酒再発の危険があります。
断酒会では、断酒1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月を断酒の節目と呼び、この時期に飲酒再発の危機があると警告しています。これらの危機は、1ヶ月断酒、3ヶ月断酒など目標達成後の気のゆるみから起こるものとされていますが、それだけでなく、この節目の時期に、前述した「慢性禁断症状」の出現が重なり、飲酒再発が多いのではないのでしょうか。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/273/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/273" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:危険な見かけ上の安定</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/271</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/271#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 19 Nov 2009 23:00:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=271</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：危険な見かけ上の安定
＜質問＞　治療開始後、断酒を数週間続け、今まである程度飲みたかった酒ですが、今は飲みたいという気持がなくなりました。これでもう大丈夫と思います。今後の断酒にも自信があるのですが？

＜答＞　この、断酒後の離脱症状がおさまり、体調も気分も良くなって、飲酒欲求がなくなった時期というものは、断酒後数年経過し、種々の身体的、精神的、社会的な危機を乗り越えた結果としての真に安定した時期とは全く性質が異なります。これは見かけ上の安定した状態にすぎないのです。
現在は、山積みになっているいろいろな問題を一応棚上げして治療に専念しているわけですので、その雰囲気の中での安定した状態とも言えるわけです。しかしみなさんが、それぞれの家庭内の問題や、復職後の問題に直面されたとき、数々のストレスが襲って来るものと覚悟しておかねばなりません。嫌な場面に直面したり、自ら決断を迫られたりする問題に出会った時、今までみなさんは、おそらく飲酒に逃げていたのではないでしょうか。
そのような条件反射的な飲酒欲求は、これからの生活の場面で繰り返し起こってくるでしょう。またそれ以外に、断酒後一年から二年は、慢性の禁断症状と言うべき、精神的、身体的な不安定さが一定の期間をおいて波のように繰り返されるものです。
このような時に、飲酒欲求が強く出現し飲酒再発する人々も数多いのです。特に、通院を中断されたり、断酒会、AA（自助グループ）などの断酒環境から離れてしまったり、世間の飲酒環境にのみ身を置いていますと、飲酒再発は必発となります。
とにかく、断酒数週間後に見られる安定した時期は見かけの安定にすぎないと自覚し、今後の治療、断酒生活に備えなければなりません。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/271/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/271" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:断酒継続の注意事項_3</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/269</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/269#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 18 Nov 2009 23:00:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=269</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：断酒継続の注意事項_3
＜質問＞　断酒継続のための具体的な注意事項があれば教えてください。

前回からの続きになります。
(6) 周囲の人々に断酒したことをはっきりと言うこと。

飲み友達には自分が断酒した事実をはっきりと宣言することです。あなたが飲まないからといって批難したり離れたりする仲間であれば、それは本当の友達ではなかったと考えた方がいいでしょう。本当の友達ならば、あなたが断酒したことを評価してくれるはずです。
また職場や親せきの人々にも、もう飲まないということをはっきりといっておきましょう。先程述べましたように、断酒を宣言していても「体も良くなったことだし一杯ぐらいなら」と飲酒を強要する人が一人か二人は必ず存在します。
あなたが断酒していることを伝えていないと、さらに誘惑は多くなります。一度や二度なら拒否できても三度、四度と誘われると、ついには飲んでしまうことが多いのです。それならば、最初から断酒を宣言しておいた方が良いでしょう。断酒を続けるにつれ、最初は半信半疑だった人達も、最後には酒をやめたあなたの勇気と実行力を評価するように必ずなってくるものです。
?
(7) 抗酒剤の力を最大限に利用すること。

抗酒剤の効用については、別の項目で説明してあります。
?
(8) 最初のうちは仕事で無理をしないこと。

とにかく最初は、断酒継続が最優先事項となります。今までの失敗を一度に取りもどそうとして、ガムシャラに働く人が多いのですが、無理は禁物です。残業などはなるべくひかえて下さい。残業のために断酒会やAA（自助グループ）の出席が途絶えがちになってしまい、失敗してしまった人が数多くいます。
オーバーワークになりますと、どうしても疲れがたまりますし、その時に飲酒欲求がつのってきて、ついに酒に手を出す人も多いのです。断酒生活が安定するまでは、できるだけ仕事上の無理はさけることが大切です。
基本的な断酒のための提案を述べましたが、まだまだ断酒のための具体的な注意事項はあると思います。それはまた別の機会にゆずっておきます。
?
まとめ
(1) 断酒会、ＡＡにできるだけ数多く出席すること。
(2) 危険な場所には近づかないこと。
(3) なるべくお腹をすかさないこと。
(4) 最初のうちは禁煙などの無理はなるべく避けること。
(5) 精神的にイライラすることは避けること。
(6) 周囲の人々に断酒宣言をはっきりとすること。
(7) 抗酒剤の力をかりること。
(8) 仕事で無理はしないこと。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/269/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/269" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:断酒継続の注意事項_2</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/267</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/267#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 17 Nov 2009 23:00:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=267</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：断酒継続の注意事項_2
＜質問＞　断酒継続のための具体的な注意事項があれば教えてください。

前回からの続きになります。
(3) お腹を減らさないこと。

空腹時には血中のブドウ糖が低下し、ついイライラしがちです。このような時に、強い飲酒欲求が生じてきて飲んでしまった経験があるでしょう。人間の体は、空腹時に飲酒欲求がつのるようにできているのです。このようなときに食事を取りますと、飲酒欲求がウソのように消えていくことが多いわけです。
だから、常に腹を減らさないように注意しておくことが肝心です。断酒を軌道に乗せる期間中は、少しぐらい太ったとしてもいいのではないでしょうか。
?
(4) 無理はなるべく避けること。

断酒に踏み切った初期の頃、張り切って今までのタバコやコーヒーなどの悪習慣もついでに断ってしまおうと考える人がいますが、長年すべてに依存してきたアルコールを断つだけでも大きなストレスなのです。だから断酒生活が安定するまでは、禁煙、禁コーヒーなど、さらにストレスのかかることはやめておいた方がいいでしょう。とにかく最初は断酒だけを最優先させるのです。禁煙などは、断酒生活が安定する断酒後２年目ぐらいから実行されたらよいでしょう。
断酒を実行すると甘い物が欲しくなったり、タバコの量が増えたり、一日何杯もコーヒーを飲んでしまう人がありますが、重い糖尿病や胃潰瘍などを合併している人を除けば、断酒が安定するまで、それらのものはいくら増えても良いと我々はアドバイスしているくらいです。
ただ、市販のドリンク剤などは駄目です。あれにはほんの数パーセントですが、アルコールが含まれているからです。
?
(5) 精神的にイライラするようなことは避けること。

かけごとなどは、勝ち負けがありますからどうしても精神的にイライラしがちです。この時に飲酒してしまう人があります。
また、プロ野球を観戦して楽しむのは良いのですが、ひいきのチームにあまり熱中すると、負けた時にイライラして飲んでしまう人もあるのです。優勝するチームも10回に６回しか勝てず、後の４回は負けるのですから、プロ野球観戦にのめり込むのは少しひかえて下さい。
?
この続きは次回ご紹介させていただきます。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/267/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/267" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:断酒継続の注意事項_1</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/265</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/265#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 16 Nov 2009 23:00:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=265</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：断酒継続の注意事項_1
＜質問＞　断酒継続のための具体的な注意事項があれば教えてください。

＜答＞　アルコールを切ると、しばらくして種々の離脱症状が出現します。この離脱症状から逃れるために再飲酒を繰り返してきたわけです。しかし、この離脱症状をとにかく飲まずに乗り越えると、体調もよくなり、気分も楽になり、感情も安定し、酒を飲む気もしないという、まるでアルコール依存症がまったく治ってしまったのではないかと思われる時期が来ます。
しかし、この時期は見かけの安定した時期であり、決してアルコール症が治ったわけではありません。これから何度となく繰り返される断酒の危機を乗り越えていくために、いくつかの注意事項を並べてみましょう。
?
(1) 断酒会やＡＡなどの断酒会にできるだけ数多く出席すること。

これは一番の基本方針です。今までの飲み仲間達と手を切り、飲まずにがんばっていく断酒仲間を作っていくことが大切です。
今までの飲酒環境を断酒環境に変えていく努力が必要となってきます。また断酒例会は、今まで飲酒の時間帯であった夜に行われていますので、その面でも例会出席は、飲まずに過ごすために有効です。
?
(2) 危険な場所には近づかないこと。

現在の社会は完全に飲酒社会であり、酒席への誘惑は昔と比べて非常に多くなっています。しかし、酒の飲める場所に行きますと、その場の雰囲気にのみ込まれて、つい酒に手を出してしまいがちです。それに、一般の人々はアルコール依存症に対する認識がなく、中には「一杯ぐらいならいいでしょう」と、しつこく飲酒を要求する人がいます。せっかく断酒していたのに、この誘惑に負けて再飲酒してしまう人がなんと数多くいることでしょう。
酒の席にはなるべく近づかないようにしましょう。それでも、やむを得ず宴会などに出た場合は、その帰りに気をつけることです。宴会の途中は飲んではいけないと緊張しており、何とか飲まずに我慢できても、その緊張がとれたときに、つい飲んでしまうことがあります。また、帰り道「なぜ自分だけみんなと同じように酒を飲んで楽しんではいけないのだ」という淋しさや、やるせなさがつのって、飲んでしまう人が案外多く見かけられます。
?
［やむを得ず宴会に出席した時は、むしろその帰り道や、帰宅してから油断のないように注意すること。］

次に「自分はもう大丈夫だ」とばかり、自ら酒の飲める場所に出入りし、ジュースなどでその場を過ごす人も多いようですが、このような態度は、はっきりとまちがっています。自分はもう大丈夫なのだという態度を、これみよがしに飲んでいる人々に見せつけるような子供っぽい態度はやめておきましょう。このような人も、ほぼ飲酒再発しています。
とにかく「君子危うきに近よらず」という態度で断酒生活を続けることが大切です。
?
この続きは次回ご紹介させていただきます。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/265/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/265" />
	</item>
		<item>
		<title>Q&amp;A:断酒を継続するコツ</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/263</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/263#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 15 Nov 2009 23:00:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症Q&A]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=263</guid>
		<description><![CDATA[●Ｑ＆Ａ：断酒を継続するコツ
＜質問＞　酒をやめたいと思っているのですが、いつも失敗してしまいます。何か断酒を上手く継続するコツのようなものはありませんか？

＜答＞　断酒するためには、自分はアルコールをコントロールして飲めない体になってしまっているという事実を認めることが大切です。そして、自分の酒が自分自身や周囲にどれだけの悪影響を与えてきたのかを見つめ直す必要があります。こういった自己洞察は、各医療機関での集団療法や地域で行われているＡＡ、断酒会に積極的に参加し、そこで常に過去の体験談を聞き続け、また自ら語り続ける中で形づくられていくものです。
しかし、上述したような返答では、質問に対しての具体的な答えになっていませんので、ここでは、断酒を軌道に乗せるための一つの提案をしておきましょう。
断酒ということは酒を飲まないということです。このような「何々しない」ということは、具体的に行動に移すことが出来ず、本当に困難な作業です。それに反して「何々をする」ということは、行動に移すことができますから簡単なことです。実際「一杯の酒をのむ」ということは、みなさんの体験の通り実に簡単に実行できるのです。
そこで提案として次のように考えればどうでしょうか。
断酒という「何々しない」という目標を、同じ意味を持ったまま「何々する」という行動可能な目標に変えて、それを一つずつ実行していくという方法です。
例えば、シアナマイド、ノックビンなどの抗酒剤を毎日服用する。これは簡単に実行できることです。
また、できるだけ多くの例会に出席する。通院をする。これらは「何々する」ということですから、「飲まない＝何々しない」という行動化できないことよりも、目に見えて実行可能であり、我慢の断酒よりは、はるかに有効な手段であると思います。
このように、断酒という目に見えては行動不可能なものを、目に見えて実行可能なものに置き換えて、それを一つずつ実行していくことが大切です。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/263/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/263" />
	</item>
		<item>
		<title>終章　アルコール症の悪循環と自助グループについて(8)</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/261</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/261#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 14 Nov 2009 23:00:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症という病気について知?]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=261</guid>
		<description><![CDATA[●おわりに
これまでお話してきたように、アルコール症者の中では全ての面において原因と結果の逆転が起こっていることが多いのです。
では、このような態度で、アルコール症者は一体何を守ろうとしているのでしょうか。
答えは簡単です。
アルコールが原因でいろいろな障害が出てきたという事実から目をそらし、自己の飲酒を正当化しようとしているわけです。
つまり、世間からの非難に対して、自分のアルコールは問題ない、仕方なしに飲んでいるだけだと無意識に自己弁護しているのです。
しかし、このように自分のアルコール問題から目をそらし続けている間は、本当の断酒生活などできるはずがありません。
もう一度、正しい原因と結果を確認することが、アルコール症からの回復のためには絶対必要になってきます。
それができる場所として、AA（アルコール依存症者により始められた自助グループ）や断酒会があります。
そして、その中で語られる体験談を素直に聞き続け、また自ら語り続ける必要があります。
その中で、今まで飲酒の原因と考えていたいろいろな問題が、逆に飲酒生活の結果であったと気付くことでしょう。
この意味においても体験談は絶対必要なのです。

本書は、アルコール症についての医学的な説明書ではありません。
アルコール症者やその家族に、この病気についてあらゆる角度から考えていただくヒント集として利用していただければ幸いです。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/261/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/261" />
	</item>
		<item>
		<title>終章　アルコール症の悪循環と自助グループについて(7)</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/259</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/259#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 13 Nov 2009 23:00:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症という病気について知?]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=259</guid>
		<description><![CDATA[第三節　原因と結果の逆転
●原因と結果の逆転
前節で説明してきたように、飲酒生活が原因で種々の障害が生まれ、さらに飲酒に走るという悪循環ができてしまうのがアルコール症です。
つまり、そもそもの始まりは依存的な飲み方に問題があって、その結果として種々の障害が生まれたはずです。
しかし、自分がアルコール症になっていることに気付かない人はそうは思っていません。
なぜなら、彼らの中で原因と結果の逆転が起こっているからです。
たとえば、酒が切れると手が震えて仕事にならない。
だから仕方なく一杯飲んで仕事にかかるのです、と言う人がいます。
本来は、アルコール症が原因であり、手が震えるなどの離脱症状は結果に過ぎないのですが、彼は頑固に手の震えということを次の飲酒の原因と考えているわけです。
同じように、飲酒生活が原因で障害ができた人間関係なのに、家族が冷たいから酒を飲んでしまうとか、職場の人々が自分を認めないからつい飲んでしまうと考えているアルコール症者もいます。
これも原因と結果の逆転です。
さらに、長年にわたる飲酒が原因で、アルコール症者の心がマイナスの感情に傾いていくという結果になっているのに、そのことに気付いているアルコール症者も少ないのです。
彼らはこう言います。
このどうしようもない思いから逃れるために、自分は酒を飲んでいるのだ。
ここでも逆転が起こっています。
その他、飲酒生活の中で生活者としての能力が低下し、生活場面での壁をしらふで乗り越えられなくなっていることに気付かない人もたくさんいます。
そして、ここでも原因と結果の逆転が起こっています。
せっかく断酒していたのに、自分の思い通りにならないストレスに出くわして再飲酒してしまった。
このように述べる人も、原因と結果の逆転が起こっているのです。
つまり、ストレスがあったから飲酒したという時、この人にとってそのストレスが飲酒につながる原因と思い込んでいるわけです。
しかし話は全く逆で、飲酒生活の結果ストレスに弱い人間になったのではないでしょうか。
身体面の病気についても同じことが言えます。
体がだるいから、胃が痛いから、足がしびれて痛いから、どうしようもなくて飲んだとアルコール症者が述べる時、ここでも原因と結果の逆転が起こっているわけです。
本当は、飲酒を続けているから身体が悪くなったはずです。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/259/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/259" />
	</item>
		<item>
		<title>終章　アルコール症の悪循環と自助グループについて(6)</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/257</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/257#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 12 Nov 2009 23:00:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症という病気について知?]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=257</guid>
		<description><![CDATA[第二節　アルコール症の悪循環
●アルコール症の悪循環：様々な悪循環?
最後の悪循環は，飲酒と身体障害との間のものです。
長年飲酒を続けていると，当然身体のあちこちが傷んできます。
たとえば肝臓が障害されると、全身の何とも言えないだるさや食欲不振，肝臓部の鈍痛などの不快な症状が出現します。
飲み過ぎのため糖尿病になっても全身倦怠感が出現しますし、糖尿病性の神経炎を合併すると下肢の激痛などの症状が出現します。
胃や十二指腸の炎症や潰瘍もアルコール症者に多発する病気ですが、やはり胃部の不快感や痛みがでます。
また、アルコール症者に特有の神経炎が進行すると、下肢の感覚異常や痛みなどの不快な症状が出現します。
以上のように、人間の身体が障害されるとその病変に応じた様々な不快な症状が出現して，病気になっていることを知らせる仕組みになっているわけです。
しかし、アルコール症者にとって、このような不快な症状を簡単に取る鎮痛剤としてアルコールが一番楽な飲み物になっています。
こうして，飲酒生活→身体障害による不快な症状→さらに飲酒してごまかす→身体はさらに悪化する、といった悪循環がいつまでも続いてしまいます。
これまでお話したように、飲酒が作り出した全ての障害が次の飲酒を呼び、さらにいろいろな障害を悪化させるという蟻地獄のような悪循環がいつのまにかできてしまい、どうしてもそこから抜け出せなくなってしまうのがアルコール症の特徴です。
そして、このがんじがらめの悪循環が、アルコール症の回復の大きな壁になっているわけです。

循環、つまりループ（輪）ですから、どこからでもまた飲酒に返ってしまうのがアルコール症なのです。
どれか一つだけを治してもアルコール症が回復するわけがないという理由がここにあるのです。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/257/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/257" />
	</item>
		<item>
		<title>終章　アルコール症の悪循環と自助グループについて(5)</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/254</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/254#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 11 Nov 2009 23:00:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症という病気について知?]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=254</guid>
		<description><![CDATA[第二節　アルコール症の悪循環
●アルコール症の悪循環：様々な悪循環
飲酒と心の障害も、同じように第三の悪循環を形成しています。
飲酒生活が続く中で人間関係は様々な障害を受け、アルコール症者は信用を失って行きます。
そのような状況の中でアルコール症者の心は、満たされない思いや悲しみ、挫折感、怒り、他罰的な態度など、いろいろなマイナスの感情でいっぱいになってしまうものです。
また逆に、現在の悲惨な状態の中で自己嫌悪や不安感、罪責感で悩む人も多いことでしょう。
このようなどうしようもない思い、つまり傷つき疲れた心から何とか逃れようとアルコール症者はさらにアルコールを求め、そのアルコールが次の心の障害につながり、またアルコールにのめり込むといった堂々巡りの悪循環にはまり込んでしまうのです。
第四の悪循環は、飲酒と生活障害の間に形成されます。
肝腎な時や、その他自分の役割を果たさねばならない場面に飲酒していたという事実が、アルコール症者から生活能力を奪ってしまいます。
その詳細については、アルコール関連生活障害の章で述べていますのでもう一度読み返して下さい。
とにかく、アルコール症者は長年の飲酒生活の結果、生活者としての力を失っており、一定の生活パターンしかできなくなっている人が多いのです。
ですから、この単調な生活パターンから外れた場面に出会うとたちまち混乱し、飲酒に結びついてしまうわけです。
断酒継続している人が失敗するのも、このようなストレスにさらされた時が多いようです。
問題に直面した時いつもアルコールに逃避していたのでは、いつまでたっても問題解決の能力が身に付くはずがありません。
こうして、飲酒生活の中でストレスに弱くなったアルコール症者がストレスに直面したときに、反射的に飲酒することによってさらに諸問題を解決する能力を低下させるという悪循環ができてしまうのです。
これでは、いつまでたっても断酒継続は不可能でしょう。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/254/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/254" />
	</item>
		<item>
		<title>終章　アルコール症の悪循環と自助グループについて(4)</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/252</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/252#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 10 Nov 2009 23:00:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症という病気について知?]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=252</guid>
		<description><![CDATA[第二節　アルコール症の悪循環
●アルコール症の悪循環：様々な悪循環?
アルコール症が回復困難な病気である大きな原因は、飲酒という行為とそれが作り出したいろいろな障害が、相互に悪循環を形成してしまうところにあります。
その悪循環について一つずつ見ていきましょう。
第一の悪循環は、飲み方の異常で説明したようにこの病気の本質と深い関係にあります。
飲酒を続けていたアルコール症者が酒を断つと、様々な離脱症状が出現します。
この苦しみから逃れるために、再飲酒が始まります。
そして、また禁酒を試みようとしても、身体からアルコールが切れてくると、病的な飲酒欲求が起こり、またアルコールに手が出てしまいます。
この悪循環を延々と繰り返しているのがアルコール症者です。
第二の悪循環は、人間関係の障害の間に形成されます。
別章で考察したように、長期間にわたって飲酒生活を続けているアルコール症者は、次第にその人間関係を崩壊させて行くものです。
家庭内においても職場内においても、あるいは親や兄弟を中心にした親戚関係においても、誰からも受け入れられない状況にアルコール症者は追い込まれてしまいます。
このように誰からも信頼されない状況は、人間にとって最も辛いことです。
このようなつらい状況から逃れるために、アルコール症者はさらにアルコールを求めるようになってしまいます。
そして、そのアルコールがさらにさらに人間関係の障害を深刻にさせ、アルコール症者は孤立して行き、またさらにアルコールを求めるといった際限のない悪循環にはまり込んでしまうわけです。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/252/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/252" />
	</item>
		<item>
		<title>終章　アルコール症の悪循環と自助グループについて(3)</title>
		<link>http://so-clinic.net/p/250</link>
		<comments>http://so-clinic.net/p/250#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 09 Nov 2009 23:00:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>writersy</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[アルコール依存症という病気について知?]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://so-clinic.net/?p=250</guid>
		<description><![CDATA[第一節　AA、断酒会（自助グループ）
●自助グループ：継続参加
前回お話ししましたように、体験談にはアルコール症者に自分の現実の姿を自分が行ったことであると認めさせる力があります。
AA（アルコール依存症者により始められた自助グループ）や断酒会の参加を嫌がるアルコール症者も多いのですが、このような人はAAや断酒会に行けば、認めたくない自分の現実の姿を突きつけられる、という無意識の恐怖をもっていることが多いようです。
だから、このような人々の体験談に対する批判は、だいたい次のようになります。
人前で自分の過去の恥を話して何になるのだろう。
自分は過去のことを水に流して新しくやり直したい。
だから体験談など無意味だ。
AAや断酒会に参加しても、過去の同じような話ばかりで発展性がない。
これから断酒していく上での糧となるような建設的なことを話し合えばよいのに。
このような批判こそ、逆に自分の過去の現実の姿を認めたくないという自己防衛の証拠なのです。このような態度で断酒継続が困難なのは言うまでもありません。
以上のように、自己のアルコール問題を現実の姿として認めるという自己洞察を行う場として、AAや断酒会への継続参加が絶対に必要なのです。
AAや断酒会の意味はまだまだあるのですが、体験談の意味するものとしては、アルコール症者に自己の現実を認めさせその現実を改善させるために断酒が絶対に必要であると、常に確認し続ける作用が最も大きいと思います。
次に、アルコール症者の考えの中に起こっている原因と結果の逆転について考察し、それに対してAAや断酒会の体験談がとのようにその逆転を改善させる力を持っているかを述べてみましょう。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://so-clinic.net/p/250/feed</wfw:commentRss>
		<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://so-clinic.net/p/250" />
	</item>
	</channel>
</rss>
