第2章 アルコール症の本質(4)

「飲み方の異常」

●アルコール症の本質:さまざまな実例?

前回、アルコール症者がアルコールを探し求めるために、様々な努力や工夫をするとお話しさせていただきましたが、その実例を3回にわたってご紹介させていただきます。

T氏「家族がいくら止めても飲んでしまうので、家に酒を置かないようにしてしまった。   それでも外へ飲みに出ていってしまう。最後には一銭のお金も持たせてくれなくなった。   そこで、妻のサイフから小銭を抜いては飲みに行く。

そんなことを繰り返すと、妻はサイフを隠してしまうようになった。

子供の貯金箱が学習机の中に入っているのを知っていたので、そこからも小銭を抜くから、   とうとう子供が机の引き出しに鍵をかけるようになった。また、夜中に酒が切れて目が覚めてしまったときは、朝の5時になるのが待ち遠しかった。5時前になるとこっそり家を抜け出して、自動販売機までワンカップを買いに行くことも多かった。」

?

K氏「家では妻の目があるので、外で買ったワンカップをこっそり家の中に持ち込んでおく。額縁の後に隠しておいたり、押入れにウイスキーのポケット瓶を隠しておいたりして、   酒が切れたらこっそりと飲んでいた。」

S氏「僕の場合でも、晩酌二合にしようと決心したけれど、やはり足りない。妻はそれ以上の酒は絶対に出してくれないので、しかたなしに、用事があると言って外に出て行き、   自動販売機に千円札を入れようとしたら、何回お札を入れても戻ってくる。そこで入りたくもない銭湯に入って、おつりでワンカップを買って飲んだりしていた。」

A氏「私は女ですから夜歩きは怖かったけど、酒が切れてくるとそんなことは言っていられません。そこで、犬を連れて走って自動販売機まで行きました。11時になると自動販売機が終わるので、あせって全力で走って行って、やっとワンカップを何本か買って、   1本はその場で一気に飲みました。朝になって犬がいないので、びっくりして探しに行ったところ、酒を買った自動販売機の所に繋がれていました。」

重要なお知らせ

第3日曜日(合同例会断酒表彰)変更について

「飲み方の異常」
●アルコール症の本質:さまざまな実例?
前回、アルコール症者がアルコールを探し求めるために、様々な努力や工夫をするとお話しさせていただきましたが、その実例を3回にわたってご紹介させていただきます。

T氏「家族がいくら止めても飲んでしまうので、家に酒を置かないようにしてしまった。   それでも外へ飲みに出ていってしまう。最後には一銭のお金も持たせてくれなくなった。   そこで、妻のサイフから小銭を抜いては飲みに行く。
そんなことを繰り返すと、妻はサイフを隠してしまうようになった。
子供の貯金箱が学習机の中に入っているのを知っていたので、そこからも小銭を抜くから、   とうとう子供が机の引き出しに鍵をかけるようになった。また、夜中に酒が切れて目が覚めてしまったときは、朝の5時になるのが待ち遠しかった。5時前になるとこっそり家を抜け出して、自動販売機までワンカップを買いに行くことも多かった。」
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K氏「家では妻の目があるので、外で買ったワンカップをこっそり家の中に持ち込んでおく。額縁の後に隠しておいたり、押入れにウイスキーのポケット瓶を隠しておいたりして、   酒が切れたらこっそりと飲んでいた。」

S氏「僕の場合でも、晩酌二合にしようと決心したけれど、やはり足りない。妻はそれ以上の酒は絶対に出してくれないので、しかたなしに、用事があると言って外に出て行き、   自動販売機に千円札を入れようとしたら、何回お札を入れても戻ってくる。そこで入りたくもない銭湯に入って、おつりでワンカップを買って飲んだりしていた。」

A氏「私は女ですから夜歩きは怖かったけど、酒が切れてくるとそんなことは言っていられません。そこで、犬を連れて走って自動販売機まで行きました。11時になると自動販売機が終わるので、あせって全力で走って行って、やっとワンカップを何本か買って、   1本はその場で一気に飲みました。朝になって犬がいないので、びっくりして探しに行ったところ、酒を買った自動販売機の所に繋がれていました。」