第3章 人間関係の障害(4)

●人間関係の障害:価値の順位(アルコール症者)

前回、世間一般の価値の順位についてお話しさせていただきましたが、アルコール症者の場合はそれが違ってきます。

アルコール症が進行していくと、その人にとって酒の価値は段々と上がっていき、最後には全てのものの一番上に位置してしまいます。

?

“この事実に、飲んでいるアルコール症者は気付きません。”

?

しかし、一つずつその他のものと順位を比較すると、いつの間にか、その人にとって、酒が全てに優先していることに思い当たるでしょう。

?

まず、命や健康と酒とを比べてみましょう。

?

アルコール症者のように、長期間大量の飲酒を続けていると、当然身体のどこかに故障がおこってきます。

肝臓病や胃腸病、糖尿病など、さまざまな病気になる確率が高くなります。

そして、一般の病院で治療を受けるのですが、残念ながら医師の忠告は守れません。

?

「酒は身体に悪いから控えて下さい、あるいは止めて下さい。」

?

アルコール症者は、このような医師の注意を守り続けることができなかったはずです。

通院して、点滴注射などの治療を受けながら、その治療の間の日は飲んでいたり、せっかく身体を治してもらっても、しばらくするとまた飲みだし、再度入院になって入退院を繰り返したりします。

もっとひどい人は、入院中にさえ隠れて飲んでいます。

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この事実だけを見ると、どうやらアルコール症者にとって、酒は自分の命や健康よりも上に位置しているようです。

重要なお知らせ

第3日曜日(合同例会断酒表彰)変更について

●人間関係の障害:価値の順位(アルコール症者)
前回、世間一般の価値の順位についてお話しさせていただきましたが、アルコール症者の場合はそれが違ってきます。
アルコール症が進行していくと、その人にとって酒の価値は段々と上がっていき、最後には全てのものの一番上に位置してしまいます。
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“この事実に、飲んでいるアルコール症者は気付きません。”
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しかし、一つずつその他のものと順位を比較すると、いつの間にか、その人にとって、酒が全てに優先していることに思い当たるでしょう。
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まず、命や健康と酒とを比べてみましょう。
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アルコール症者のように、長期間大量の飲酒を続けていると、当然身体のどこかに故障がおこってきます。
肝臓病や胃腸病、糖尿病など、さまざまな病気になる確率が高くなります。
そして、一般の病院で治療を受けるのですが、残念ながら医師の忠告は守れません。
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「酒は身体に悪いから控えて下さい、あるいは止めて下さい。」
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アルコール症者は、このような医師の注意を守り続けることができなかったはずです。
通院して、点滴注射などの治療を受けながら、その治療の間の日は飲んでいたり、せっかく身体を治してもらっても、しばらくするとまた飲みだし、再度入院になって入退院を繰り返したりします。
もっとひどい人は、入院中にさえ隠れて飲んでいます。
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この事実だけを見ると、どうやらアルコール症者にとって、酒は自分の命や健康よりも上に位置しているようです。