第4章 心の障害_1(8)

●心の障害_1:もう一つの解決策

前回、アルコール症者が悲惨な状況の中で、周囲の人々には全く理解の出来ない本人だけのもう一つの解決方法を見つけてしまうというお話をさせていただきました。

では、そのもう一つの解決策とはどういうものなのか。

アルコール症者は、いずれにせよ、節酒も禁酒も続けられなかったのですから、自らの飲酒を正当化するようになっていきます。

自分は確かに酒を飲んでいるかもしれないが、もっとひどい人は多いはずだ。

自分の酒はそれほど悪くはない。

こう思い込めば、自らの飲酒を正当化できます。

しかし、自分の酒が悪くないのであれば、いろいろな物事がうまくいかなくなり、むしろ山積になっているのはどうしてでしょう。

この矛盾を何とか解決しなければなりません。

そこで、彼らは心を変えていくわけです。

つまり、物事がうまく行かないのは自分の酒が悪いのではない、周囲が悪いのだ、と考えれば彼らの中でこの矛盾は解決するのです。

このような、周囲が悪いという態度を他罰的な態度と言います。

アルコール症者はよく他罰的だと言われますが、節酒、禁酒という本当の解決が不可能な以上、自分を守るためには仕方のないことだったのです。

?

これがもう一つの解決策です。

重要なお知らせ

第3日曜日(合同例会断酒表彰)変更について

●心の障害_1:もう一つの解決策
前回、アルコール症者が悲惨な状況の中で、周囲の人々には全く理解の出来ない本人だけのもう一つの解決方法を見つけてしまうというお話をさせていただきました。

では、そのもう一つの解決策とはどういうものなのか。

アルコール症者は、いずれにせよ、節酒も禁酒も続けられなかったのですから、自らの飲酒を正当化するようになっていきます。
自分は確かに酒を飲んでいるかもしれないが、もっとひどい人は多いはずだ。
自分の酒はそれほど悪くはない。
こう思い込めば、自らの飲酒を正当化できます。
しかし、自分の酒が悪くないのであれば、いろいろな物事がうまくいかなくなり、むしろ山積になっているのはどうしてでしょう。
この矛盾を何とか解決しなければなりません。
そこで、彼らは心を変えていくわけです。
つまり、物事がうまく行かないのは自分の酒が悪いのではない、周囲が悪いのだ、と考えれば彼らの中でこの矛盾は解決するのです。
このような、周囲が悪いという態度を他罰的な態度と言います。
アルコール症者はよく他罰的だと言われますが、節酒、禁酒という本当の解決が不可能な以上、自分を守るためには仕方のないことだったのです。
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これがもう一つの解決策です。