第5章 心の障害_2(3)

●心の障害_2:心の二重構造

前回お話しましたように、自己嫌悪という手段でもって、自分の現実の姿から目をそらし、それとは正反対の自己のイメージを守っている限り、アルコール症者に、断酒継続という現実の姿を是正する本当の解決のためのエネルギーなど生じてこないのは当然のことです。

私は、飲酒問題については本当に悩んでいる。何とかしなければならない。だから、いつも酒を止めたいと思っている。

と言う、アルコール症者がいつまでたっても断酒を継続できず、同じような失敗を何度も繰り返すのは、これまでお話したような心の二重構造に原因があったからです。

さて、そうは言っても自己嫌悪という手段はいつまでも利用できるわけではありません。

なぜなら、以前に考察したように断酒という正しい解決策を見出せないまま飲酒問題行動を続け、そしてそのために起こる自己嫌悪というパターンを繰り返す中で、アルコール症者は、自分は本当にだめな人間であると自らを追い込み、最後には自殺までいかなければならない状態になってしまうからです。

現実をごまかすための自己嫌悪であっても、人を自殺に追いやることが出来るのです。

そこで、自分のイメージ、つまり現実に自分が行っている言動とは全く逆のイメージを守るため、もう一つの手段が出てくるわけです。

それについては、次回お話させていただきましょう。

重要なお知らせ

第3日曜日(合同例会断酒表彰)変更について

●心の障害_2:心の二重構造
前回お話しましたように、自己嫌悪という手段でもって、自分の現実の姿から目をそらし、それとは正反対の自己のイメージを守っている限り、アルコール症者に、断酒継続という現実の姿を是正する本当の解決のためのエネルギーなど生じてこないのは当然のことです。

私は、飲酒問題については本当に悩んでいる。何とかしなければならない。だから、いつも酒を止めたいと思っている。

と言う、アルコール症者がいつまでたっても断酒を継続できず、同じような失敗を何度も繰り返すのは、これまでお話したような心の二重構造に原因があったからです。

さて、そうは言っても自己嫌悪という手段はいつまでも利用できるわけではありません。
なぜなら、以前に考察したように断酒という正しい解決策を見出せないまま飲酒問題行動を続け、そしてそのために起こる自己嫌悪というパターンを繰り返す中で、アルコール症者は、自分は本当にだめな人間であると自らを追い込み、最後には自殺までいかなければならない状態になってしまうからです。

現実をごまかすための自己嫌悪であっても、人を自殺に追いやることが出来るのです。

そこで、自分のイメージ、つまり現実に自分が行っている言動とは全く逆のイメージを守るため、もう一つの手段が出てくるわけです。
それについては、次回お話させていただきましょう。