第6章 アルコール関連社会障害「静かなアルコール症」(5)

●社会障害:行動の異常

前回お話したように、駅の売店での酒類販売の状況は、アルコールそのものを求めて、しかも問題を起こさないで静かに飲酒している人々が、現在ではこれほどまでに増加しているという事実の一例に過ぎません。

このような人々に、あなたはアルコール症になる危険がありますよ、あるいはすでにアルコール症になっていますよと忠告すればどうでしょうか。

おそらく彼らはキョトンとするぐらいで、決してその忠告を受け入れないでしょう。

なぜなら、世間一般にはアルコール症に対する抜きがたい次のようなイメージがあり、そのイメージ通りの人々を持ってアルコール症だと考えているからです。

それでは、一般の人々が考えるアルコール症のイメージとはどういうものでしょうか。

以前からアルコール症者とその家族に対して、どのような人がアルコール症ですかという質問をしてきました。

そして、その返答を多い順に記しますと次のようになります。

1・昼間から酔っ払って道端で寝ている人

2・酔って大声を出したり暴力を振るう人

3・仕事もせずに一日中酒ばかり飲んでいる人

4・酔って通行人にからむ人や警察に保護される人

5・幻覚・妄想状態になって精神病院に入院している人

これらは全て、社会的な規範からはずれた行動の異常です。

このような行動の異常を伴う人々だけがアルコール症であると、一般の方は考えているのです。

逆に言いますと、このような行動異常を伴わない酒の飲み方をする人は、アルコール症ではないと考えているわけです。

重要なお知らせ

第3日曜日(合同例会断酒表彰)変更について

●社会障害:行動の異常
前回お話したように、駅の売店での酒類販売の状況は、アルコールそのものを求めて、しかも問題を起こさないで静かに飲酒している人々が、現在ではこれほどまでに増加しているという事実の一例に過ぎません。

このような人々に、あなたはアルコール症になる危険がありますよ、あるいはすでにアルコール症になっていますよと忠告すればどうでしょうか。
おそらく彼らはキョトンとするぐらいで、決してその忠告を受け入れないでしょう。
なぜなら、世間一般にはアルコール症に対する抜きがたい次のようなイメージがあり、そのイメージ通りの人々を持ってアルコール症だと考えているからです。

それでは、一般の人々が考えるアルコール症のイメージとはどういうものでしょうか。
以前からアルコール症者とその家族に対して、どのような人がアルコール症ですかという質問をしてきました。
そして、その返答を多い順に記しますと次のようになります。
1・昼間から酔っ払って道端で寝ている人
2・酔って大声を出したり暴力を振るう人
3・仕事もせずに一日中酒ばかり飲んでいる人
4・酔って通行人にからむ人や警察に保護される人
5・幻覚・妄想状態になって精神病院に入院している人

これらは全て、社会的な規範からはずれた行動の異常です。
このような行動の異常を伴う人々だけがアルコール症であると、一般の方は考えているのです。
逆に言いますと、このような行動異常を伴わない酒の飲み方をする人は、アルコール症ではないと考えているわけです。