第6章 アルコール関連社会障害「静かなアルコール症」(10)

●社会障害:静かな崩壊(家庭内)

静かに飲んでいた一人のアルコール症の夫が、ある頃から飲んで家人に暴力を振るうようになってしまう背景には、これまでお話したように、長年にわたって行われてきた本人と家族との間の人間関係の崩壊が横たわっていることが多いのです。

よく、自分には家庭も仕事もあるから、酒の問題はないと断言されるアルコール症の方がいます。

確かに、言われる通り家庭も仕事もあるのですが、それは形だけに過ぎず中身が無くなっていることが多いのです。

また、アルコールのために家族を失い仕事も失ってしまった人の場合でも、いきなり離婚なり失職するわけではなく、このように、まず家庭や職場において人間関係の内容が失われていき、そして最後に形を失ってしまうのです。

自分は責任を果たしているはずだと思いながら、夫婦ゲンカなどの少しのトラブルで妻に離婚され、唖然としている人も多いのです。

この場合、その夫婦ゲンカは単なるきっかけに過ぎず、その背景には長年にわたる夫婦の関係の静かな崩壊が進んでいたのです。

重要なお知らせ

第3日曜日(合同例会断酒表彰)変更について

●社会障害:静かな崩壊(家庭内)
静かに飲んでいた一人のアルコール症の夫が、ある頃から飲んで家人に暴力を振るうようになってしまう背景には、これまでお話したように、長年にわたって行われてきた本人と家族との間の人間関係の崩壊が横たわっていることが多いのです。
よく、自分には家庭も仕事もあるから、酒の問題はないと断言されるアルコール症の方がいます。
確かに、言われる通り家庭も仕事もあるのですが、それは形だけに過ぎず中身が無くなっていることが多いのです。
また、アルコールのために家族を失い仕事も失ってしまった人の場合でも、いきなり離婚なり失職するわけではなく、このように、まず家庭や職場において人間関係の内容が失われていき、そして最後に形を失ってしまうのです。
自分は責任を果たしているはずだと思いながら、夫婦ゲンカなどの少しのトラブルで妻に離婚され、唖然としている人も多いのです。
この場合、その夫婦ゲンカは単なるきっかけに過ぎず、その背景には長年にわたる夫婦の関係の静かな崩壊が進んでいたのです。