第7章 アルコール関連生活障害(9)

●生活障害:安定した断酒

断酒しようと決意し、しばらくがんばって止め続けてもまた失敗してしまう人を眺めていると、本人にはわからないある一定のパターンが認められます。

酒害を充分に認識し、断酒しようとがんばっていても失敗を繰り返してしまう人々。

このような人々の飲酒動機を調べてみますと、興味のある事実が認められます。

その事実とは、その人はいつも同じ障害にぶつかって、乗り越えられず飲酒してしまうということなのです。

経済的な問題で失敗してしまう人はいつも経済的な問題で飲酒再発を繰り返しますし、家庭内や職場でのトラブルで飲酒する人は、また同じ問題につまずいて繰り返し飲酒再発をします。

つまり、彼らは一つの障害を飲酒という手段で逃避してしまい、乗り越えられなかったわけです。すると、当然その問題は未解決のままに残っているわけです。

この人が、飲酒からしばらくして立ち直り、断酒生活に入ると、またこの未解決な問題が目の前に立ちふさがり、そこでまた飲酒再発というパターンとなるわけです。

このようにして、アルコール症の人々はいつもその人特有の障害物にぶつかり、そこで飲酒再発という同じパターンを何度も繰り返しています。

これではいつまでたっても断酒継続できるはずがありません。

そのような障害を充分に予想しておき、その障害に出会ったときにはどんな手段を使ってでも飲まずに乗り越えていくことが大切なのです。

とにかくしらふでがんばって、その障害を克服するのです。

それが、その人の一つの経験となって身につくはずです。

すると、次に同じような障害にぶつかったとしても、以前の経験が物を言い、以前よりは少し楽に飲まずに障害を克服することができるでしょう。

このようにして、障害を一つずつ乗り越えていくことによって経験が身につき、物事を冷静に判断し、しらふで乗り越えることのできる幅の広い人間になっていけるわけです。

このような態度で日々の断酒生活を続けていき、段々と大きな障害に飲まずに対応できる人間に成長していってこそ、その人の断酒は本当に安定した断酒になっていくことでしょう。

そして、もう一度生活能力を身につけていくことが重要です。

重要なお知らせ

第3日曜日(合同例会断酒表彰)変更について

●生活障害:安定した断酒
断酒しようと決意し、しばらくがんばって止め続けてもまた失敗してしまう人を眺めていると、本人にはわからないある一定のパターンが認められます。
酒害を充分に認識し、断酒しようとがんばっていても失敗を繰り返してしまう人々。
このような人々の飲酒動機を調べてみますと、興味のある事実が認められます。
その事実とは、その人はいつも同じ障害にぶつかって、乗り越えられず飲酒してしまうということなのです。

経済的な問題で失敗してしまう人はいつも経済的な問題で飲酒再発を繰り返しますし、家庭内や職場でのトラブルで飲酒する人は、また同じ問題につまずいて繰り返し飲酒再発をします。

つまり、彼らは一つの障害を飲酒という手段で逃避してしまい、乗り越えられなかったわけです。すると、当然その問題は未解決のままに残っているわけです。
この人が、飲酒からしばらくして立ち直り、断酒生活に入ると、またこの未解決な問題が目の前に立ちふさがり、そこでまた飲酒再発というパターンとなるわけです。
このようにして、アルコール症の人々はいつもその人特有の障害物にぶつかり、そこで飲酒再発という同じパターンを何度も繰り返しています。
これではいつまでたっても断酒継続できるはずがありません。
そのような障害を充分に予想しておき、その障害に出会ったときにはどんな手段を使ってでも飲まずに乗り越えていくことが大切なのです。
とにかくしらふでがんばって、その障害を克服するのです。
それが、その人の一つの経験となって身につくはずです。
すると、次に同じような障害にぶつかったとしても、以前の経験が物を言い、以前よりは少し楽に飲まずに障害を克服することができるでしょう。
このようにして、障害を一つずつ乗り越えていくことによって経験が身につき、物事を冷静に判断し、しらふで乗り越えることのできる幅の広い人間になっていけるわけです。

このような態度で日々の断酒生活を続けていき、段々と大きな障害に飲まずに対応できる人間に成長していってこそ、その人の断酒は本当に安定した断酒になっていくことでしょう。
そして、もう一度生活能力を身につけていくことが重要です。