第7章 アルコール関連生活障害(10)

●生活障害:障害を乗り越える力

同じ問題にぶつかるたびに飲酒していたのでは、いつまでたっても生活能力が身につくはずはありません。

人間は生きている限り、日々何らかの問題にぶつかるものです。

その上、アルコール症の人々は、普通の人々より未解決で山積みの問題が待ちかまえているわけです。

しかし、そこで逃げてしまわずにがんばり通さねばなりません。

断酒の道は、このように障害物競走のようなものです。

そのために、やはり一人の力で断酒を続けることには限界があります。

そして、一人でやめる限界はアルコール症者も何度も経験しているはずです。

我慢の断酒は続きません。

また、アルコール症の障害の一つである生活能力の低下の問題を解決し、すぐにでも現われてくる数々の障害を予想しておかなければ、やはり断酒継続は不可能なのです。

断酒の道は、いろいろな障害をしらふで乗り越える練習を重ねなければならないトレーニングの道だと充分に自覚しておいて下さい。

断酒を始めようとしている人は、これからもう一度いろいろな問題をしらふで解決していくトレーニングの日々が始まるのだと考えるべきです。

自分だけの力を過信せず、また正しいアルコール症の知識もないまま我流で断酒しようとしてもだめです。

断酒会やAA(アルコール依存症者により始められた自助グループ)などに入会し、仲間の力で障害を一つずつ征服していくこと、障害にぶつかった時に出現する病的な飲酒欲求をやり過ごすために、自ら前もって抗酒剤を毎日服用することを続けて下さい。

実際このような危機に際して、抗酒剤の力がどれほど大きなものであったか。

そのために、何とか飲まずに障害を乗り越えられたと実感として語った人が何人もいました。

また、専門の医療機関に定期的に、あるいは危機に際して通院し、専門的なアドバイスや時には投薬を受けることも、断酒継続には大きな支えとなるはずです。

専門家の力を借り、抗酒剤の力を借り、仲間の力を借りてでも、いろいろな障害をしらふで乗り越えていくことが肝腎ですし、そのようにして種々の障害に対して冷静に対応できる力を少しずつ身につけていくことが、本当に安定した断酒への道なのです。

断酒継続とともに、いろいろな障害を一つ一つ乗り越えていくトレーニングの日々を通して、自分の生活能力をもう一度取り戻すのです。

重要なお知らせ

第3日曜日(合同例会断酒表彰)変更について

●生活障害:障害を乗り越える力
同じ問題にぶつかるたびに飲酒していたのでは、いつまでたっても生活能力が身につくはずはありません。
人間は生きている限り、日々何らかの問題にぶつかるものです。
その上、アルコール症の人々は、普通の人々より未解決で山積みの問題が待ちかまえているわけです。
しかし、そこで逃げてしまわずにがんばり通さねばなりません。
断酒の道は、このように障害物競走のようなものです。
そのために、やはり一人の力で断酒を続けることには限界があります。
そして、一人でやめる限界はアルコール症者も何度も経験しているはずです。
我慢の断酒は続きません。
また、アルコール症の障害の一つである生活能力の低下の問題を解決し、すぐにでも現われてくる数々の障害を予想しておかなければ、やはり断酒継続は不可能なのです。
断酒の道は、いろいろな障害をしらふで乗り越える練習を重ねなければならないトレーニングの道だと充分に自覚しておいて下さい。
断酒を始めようとしている人は、これからもう一度いろいろな問題をしらふで解決していくトレーニングの日々が始まるのだと考えるべきです。
自分だけの力を過信せず、また正しいアルコール症の知識もないまま我流で断酒しようとしてもだめです。
断酒会やAA(アルコール依存症者により始められた自助グループ)などに入会し、仲間の力で障害を一つずつ征服していくこと、障害にぶつかった時に出現する病的な飲酒欲求をやり過ごすために、自ら前もって抗酒剤を毎日服用することを続けて下さい。
実際このような危機に際して、抗酒剤の力がどれほど大きなものであったか。
そのために、何とか飲まずに障害を乗り越えられたと実感として語った人が何人もいました。
また、専門の医療機関に定期的に、あるいは危機に際して通院し、専門的なアドバイスや時には投薬を受けることも、断酒継続には大きな支えとなるはずです。
専門家の力を借り、抗酒剤の力を借り、仲間の力を借りてでも、いろいろな障害をしらふで乗り越えていくことが肝腎ですし、そのようにして種々の障害に対して冷静に対応できる力を少しずつ身につけていくことが、本当に安定した断酒への道なのです。
断酒継続とともに、いろいろな障害を一つ一つ乗り越えていくトレーニングの日々を通して、自分の生活能力をもう一度取り戻すのです。