Q&A:抗酒剤の服用_2

●Q&A:抗酒剤の服用_2

<質問> 自分には飲酒欲求もなくなり、もう抗酒剤は必要ないと思います。また、飲酒しそうな危ない時だけ抗酒剤を服用すればよいのではないでしょうか。それに抗酒剤に頼っての断酒は本物でないという気があるのですが。

前回からのの続きになります。

<答> その二

みなさん方はこれから断酒を実行されるわけです。そうすると、今まで棚上げにしておいた種々の問題に素面で直面しなければなりません。そのストレスは、みなさんの予想をはるかに上まわっています。一つ二つのストレスに耐えることが出来ても、種々の悪条件が重なってきますと、必ずまた病的な飲酒欲求が起こって来るものです。長い飲酒生活の中で「ストレス=パニック=飲酒欲求=飲酒」という、条件反射的な習慣が出来あがってしまっているからです。

それに、飲酒欲求はいつ何時起こってくるか分かりません。よく人は、危ない時だけ抗酒剤を服用すると言うものですが、どうしてその日が安全な日か、危険な日か判断できると言うのでしょうか。

たとえさわやかな朝を迎えたとしても、昼にイヤなことにでくわし飲んでしまうかも知れないでしょう。

そこで、抗酒剤を次のように考えてみればどうでしょうか。抗酒剤を社会復帰のための保険、例えば火災保険として考えてみて下さい。

もし火災保険が、毎日毎日掛けていく制度とするならばどうでしょうか。今日は火事になりそうだ。あるいは雨だから火事にならないなどと判断して、危ない日だけ保険をかけるでしょうか。そんなことは決して無いと思います。やはり万が一に備えて毎日掛けておくでしょう。1年365日のうち1回でも火事を起こしたらおしまいだからです。

再飲酒の危機は、一年のうちに繰り返し繰り返しやってきます。その時、抗酒剤という保険が掛けてあれば何とかその危機を乗り越えられるでしょう。とにかく、素面で危機を乗り越えていくということが大切なのです。

我々は、抗酒剤をいつまでも服用して下さいとは言っていません。少なくとも断酒開始後、身体的、精神的な安定が得られるまで、約一年ぐらいは断酒の危機に備えて毎日の服用を勧めているのです。

重要なお知らせ

第3日曜日(合同例会断酒表彰)変更について

●Q&A:抗酒剤の服用_2
<質問> 自分には飲酒欲求もなくなり、もう抗酒剤は必要ないと思います。また、飲酒しそうな危ない時だけ抗酒剤を服用すればよいのではないでしょうか。それに抗酒剤に頼っての断酒は本物でないという気があるのですが。

前回からのの続きになります。
<答> その二
みなさん方はこれから断酒を実行されるわけです。そうすると、今まで棚上げにしておいた種々の問題に素面で直面しなければなりません。そのストレスは、みなさんの予想をはるかに上まわっています。一つ二つのストレスに耐えることが出来ても、種々の悪条件が重なってきますと、必ずまた病的な飲酒欲求が起こって来るものです。長い飲酒生活の中で「ストレス=パニック=飲酒欲求=飲酒」という、条件反射的な習慣が出来あがってしまっているからです。
それに、飲酒欲求はいつ何時起こってくるか分かりません。よく人は、危ない時だけ抗酒剤を服用すると言うものですが、どうしてその日が安全な日か、危険な日か判断できると言うのでしょうか。
たとえさわやかな朝を迎えたとしても、昼にイヤなことにでくわし飲んでしまうかも知れないでしょう。
そこで、抗酒剤を次のように考えてみればどうでしょうか。抗酒剤を社会復帰のための保険、例えば火災保険として考えてみて下さい。
もし火災保険が、毎日毎日掛けていく制度とするならばどうでしょうか。今日は火事になりそうだ。あるいは雨だから火事にならないなどと判断して、危ない日だけ保険をかけるでしょうか。そんなことは決して無いと思います。やはり万が一に備えて毎日掛けておくでしょう。1年365日のうち1回でも火事を起こしたらおしまいだからです。
再飲酒の危機は、一年のうちに繰り返し繰り返しやってきます。その時、抗酒剤という保険が掛けてあれば何とかその危機を乗り越えられるでしょう。とにかく、素面で危機を乗り越えていくということが大切なのです。
我々は、抗酒剤をいつまでも服用して下さいとは言っていません。少なくとも断酒開始後、身体的、精神的な安定が得られるまで、約一年ぐらいは断酒の危機に備えて毎日の服用を勧めているのです。