Q&A:抗酒剤の服用_3

●Q&A:抗酒剤の服用_3

<質問> 自分には飲酒欲求もなくなり、もう抗酒剤は必要ないと思います。また、飲酒しそうな危ない時だけ抗酒剤を服用すればよいのではないでしょうか。それに抗酒剤に頼っての断酒は本物でないという気があるのですが。

?

前回からのの続きになります

<答> その三

家族を中心とした周囲の人々は、みなさんの今までの飲酒生活の中で味わった色々な苦しみを、なかなか忘れられないものです。そのため、断酒を始めても、いつか飲まれるのではないかという不安が常につきまとい、ついアルコール症の本人を監視するような行動をとりがちです。それがまた本人のいらだちを誘い、再飲酒の原因になることも多いようです。そこで、抗酒剤の効用として、次の利点も考えられます。

まず第1に、抗酒剤を服用することにより、家族の「また飲酒されるのでは?」という不安がとり除かれ、安心するという点です。みなさんは長年アルコールのために家族を苦しめて来たわけですから、毎日抗酒剤を服用して家族を安心させてあげてもよいのではないのでしょうか。

抗酒剤服用の第2の利点は、そうして家族が安心することにより家族の不安やイライラがなくなり、アルコール症者本人を監視するような態度も少なくなり、家庭内の摩擦も減少する点です。断酒を行動化するためにも、素面で種々の問題を乗り越えていくためにも、繰り返し襲ってくる慢性の禁断症状出現時の病的な飲酒欲求を抑えるためにも、当然抗酒剤は有効なクスリですが、それに加えてアルコール症本人の抗酒剤服用は、周囲の人々の何よりの精神安定剤となるわけです。

家族の精神状態が安定しますと、先程述べましたように当然本人の精神状態にもよい影響を与え、今後の断酒継続の大きな力になるものと思われます。

我々は何も、一生抗酒剤を服用して下さいと言っているわけではありません。抗酒剤の力を借りてでも素面で過ごす一日一日を積み上げ、少々のことでは動揺しなくなる本当の断酒安定の日が来るまでは、油断を戒める意味で抗酒剤の毎日服用を提案しているわけです。

重要なお知らせ

第3日曜日(合同例会断酒表彰)変更について

●Q&A:抗酒剤の服用_3
<質問> 自分には飲酒欲求もなくなり、もう抗酒剤は必要ないと思います。また、飲酒しそうな危ない時だけ抗酒剤を服用すればよいのではないでしょうか。それに抗酒剤に頼っての断酒は本物でないという気があるのですが。
?
前回からのの続きになります
<答> その三
家族を中心とした周囲の人々は、みなさんの今までの飲酒生活の中で味わった色々な苦しみを、なかなか忘れられないものです。そのため、断酒を始めても、いつか飲まれるのではないかという不安が常につきまとい、ついアルコール症の本人を監視するような行動をとりがちです。それがまた本人のいらだちを誘い、再飲酒の原因になることも多いようです。そこで、抗酒剤の効用として、次の利点も考えられます。
まず第1に、抗酒剤を服用することにより、家族の「また飲酒されるのでは?」という不安がとり除かれ、安心するという点です。みなさんは長年アルコールのために家族を苦しめて来たわけですから、毎日抗酒剤を服用して家族を安心させてあげてもよいのではないのでしょうか。
抗酒剤服用の第2の利点は、そうして家族が安心することにより家族の不安やイライラがなくなり、アルコール症者本人を監視するような態度も少なくなり、家庭内の摩擦も減少する点です。断酒を行動化するためにも、素面で種々の問題を乗り越えていくためにも、繰り返し襲ってくる慢性の禁断症状出現時の病的な飲酒欲求を抑えるためにも、当然抗酒剤は有効なクスリですが、それに加えてアルコール症本人の抗酒剤服用は、周囲の人々の何よりの精神安定剤となるわけです。
家族の精神状態が安定しますと、先程述べましたように当然本人の精神状態にもよい影響を与え、今後の断酒継続の大きな力になるものと思われます。
我々は何も、一生抗酒剤を服用して下さいと言っているわけではありません。抗酒剤の力を借りてでも素面で過ごす一日一日を積み上げ、少々のことでは動揺しなくなる本当の断酒安定の日が来るまでは、油断を戒める意味で抗酒剤の毎日服用を提案しているわけです。