アルコール関連社会障害「人間関係の障害」(7)

こうして、アルコール依存症者は約束を守れない、
意思の弱いだめな人間として
周囲の人々の信用をさらに落としてしまいます。

次に、
アルコール症者は長年の飲酒生活の中で、
生活者としての能力を失っていきます。

アルコール関連生活障害についての
詳しい説明は他章にゆずりますが、
肝心な場面で飲んでしまうのがアルコール症者の特徴だ
ということに少し触れてみたいと思います。

一般の人々は、普段酒を飲んでいても
危機に際しては飲酒を止め、
その危機場面を乗り越えようとするものです。

しかし、アルコール症者の場合は全く逆のことがあります。

アルコール症者の場合、
自らの飲酒を反省し断酒生活を続けていても、
いろいろな危機に直面した特に
再飲酒することが多いのです。

このように、
肝腎な時に飲んでしまう人に対して非難が集まり、
さらにその評価を低下させてしまいます。

私の夫は、いつも肝腎な時に飲んで逃げてしまう。
あの人は頼りにならない人です。

このように決め付けているアルコール症者の妻が、
夫の役割を認めなくなるのは当然のことでしょう。

このようにして、アルコール症者は
肝心な時に役に立たない人として、
その役割を失ってしまうことが多いわけです。

以上述べてきたように、
アルコール症者は
自分にとっても最も大切な人々の間で、
ますます孤立してしまい、
誰からも受け入れられない状況になってしまいます。

このような人間関係の崩壊が進行するにつれ、
アルコール症者はますますアルコールに傾斜していき、
アルコールへの依存をさらに高めます。

そして、その飲酒行動が、
また人間関係の崩壊を促進させるといった
悪循環を形成することになるのです。

このような悪循環が形成されると、
アルコール症者の中で
原因と結果の逆転が起こっていることがあります。

続く 次回は7月13日(木)に公開します。

重要なお知らせ

第3日曜日(合同例会断酒表彰)変更について

こうして、アルコール依存症者は約束を守れない、
意思の弱いだめな人間として
周囲の人々の信用をさらに落としてしまいます。
次に、
アルコール症者は長年の飲酒生活の中で、
生活者としての能力を失っていきます。
アルコール関連生活障害についての
詳しい説明は他章にゆずりますが、
肝心な場面で飲んでしまうのがアルコール症者の特徴だ
ということに少し触れてみたいと思います。

一般の人々は、普段酒を飲んでいても
危機に際しては飲酒を止め、
その危機場面を乗り越えようとするものです。
しかし、アルコール症者の場合は全く逆のことがあります。
アルコール症者の場合、
自らの飲酒を反省し断酒生活を続けていても、
いろいろな危機に直面した特に
再飲酒することが多いのです。
このように、
肝腎な時に飲んでしまう人に対して非難が集まり、
さらにその評価を低下させてしまいます。
私の夫は、いつも肝腎な時に飲んで逃げてしまう。
あの人は頼りにならない人です。
このように決め付けているアルコール症者の妻が、
夫の役割を認めなくなるのは当然のことでしょう。
このようにして、アルコール症者は
肝心な時に役に立たない人として、
その役割を失ってしまうことが多いわけです。
以上述べてきたように、
アルコール症者は
自分にとっても最も大切な人々の間で、
ますます孤立してしまい、
誰からも受け入れられない状況になってしまいます。
このような人間関係の崩壊が進行するにつれ、
アルコール症者はますますアルコールに傾斜していき、
アルコールへの依存をさらに高めます。
そして、その飲酒行動が、
また人間関係の崩壊を促進させるといった
悪循環を形成することになるのです。
このような悪循環が形成されると、
アルコール症者の中で
原因と結果の逆転が起こっていることがあります。
続く 次回は7月13日(木)に公開します。