院長からのメッセージ3

「もったいない」の心

忘れていく価値

 長期間、大量の飲酒を続けていると、当然、身体のどこかに故障が起こってきます。肝臓病や糖尿病になったり、あちこちケガをしたりします。医者にかかって身体を直してもらっても、しばらくするとまた飲みすぎて、再び病気になって入院したりします。中には、入院中に隠れて飲む人もいます。どうやら、酒は自分の命や健康よりも大切になっているようです。

 家庭では、妻がいくら酒を控えるように頼んでも、子どもたちが悲しい思いをしていても、節酒は続きません。それどころか、家族など周囲の人が禁酒や節酒を強制しようとすると、一般の人々とはまったく違った飲み方がはっきりと現れてきます。

 ある人は、家族が家に酒を置かなくなり、最後には一銭のお金も持たせてくれなくなったため、妻のサイフから小銭を抜いては飲みに行っていました。妻がサイフを隠してしまうと、子どもが貯金しているお金を学習机の引き出しから抜きました。それで子どもは、引き出しにカギをかけるようになったそうです。

 別の人は、外で買ったワンカップをこっそりいえに持ちこんで額ぶちのうしろに隠したり、押入れにウィスキーのポケット瓶を隠したりしていたそうです。

 飲んで寝てばかりいるために、家族の誰からもまともに相手にされなくなった人もいるでしょう。酔って帰宅すると、それまで居間にいた子どもたちがサッと二階に上がっていったという人もいるでしょう。

 それでも飲み続けたというのは、いつしか、家族よりも酒のほうが大切になっていたのです。

 飲酒による生活の乱れのために、仕事の能率が下がっていたり、ミスが増えていたりしたでしょう。あるいは、遅刻や欠勤など職場での信用を落とすような行動が目だっていたかもしれません。自分でもまずかったなあと反省し、上司から注意を受けたとしても、結局は酒をやめられなかったのです。よく「私から酒をとってしまったら、何も残らない」という人がいますが、この言葉こそ、酒がそのほかのすべてに優先している証拠ではないでしょうか。

重要なお知らせ

第3日曜日(合同例会断酒表彰)変更について

「もったいない」の心

忘れていく価値

 長期間、大量の飲酒を続けていると、当然、身体のどこかに故障が起こってきます。肝臓病や糖尿病になったり、あちこちケガをしたりします。医者にかかって身体を直してもらっても、しばらくするとまた飲みすぎて、再び病気になって入院したりします。中には、入院中に隠れて飲む人もいます。どうやら、酒は自分の命や健康よりも大切になっているようです。
 家庭では、妻がいくら酒を控えるように頼んでも、子どもたちが悲しい思いをしていても、節酒は続きません。それどころか、家族など周囲の人が禁酒や節酒を強制しようとすると、一般の人々とはまったく違った飲み方がはっきりと現れてきます。
 ある人は、家族が家に酒を置かなくなり、最後には一銭のお金も持たせてくれなくなったため、妻のサイフから小銭を抜いては飲みに行っていました。妻がサイフを隠してしまうと、子どもが貯金しているお金を学習机の引き出しから抜きました。それで子どもは、引き出しにカギをかけるようになったそうです。
 別の人は、外で買ったワンカップをこっそりいえに持ちこんで額ぶちのうしろに隠したり、押入れにウィスキーのポケット瓶を隠したりしていたそうです。
 飲んで寝てばかりいるために、家族の誰からもまともに相手にされなくなった人もいるでしょう。酔って帰宅すると、それまで居間にいた子どもたちがサッと二階に上がっていったという人もいるでしょう。
 それでも飲み続けたというのは、いつしか、家族よりも酒のほうが大切になっていたのです。
 飲酒による生活の乱れのために、仕事の能率が下がっていたり、ミスが増えていたりしたでしょう。あるいは、遅刻や欠勤など職場での信用を落とすような行動が目だっていたかもしれません。自分でもまずかったなあと反省し、上司から注意を受けたとしても、結局は酒をやめられなかったのです。よく「私から酒をとってしまったら、何も残らない」という人がいますが、この言葉こそ、酒がそのほかのすべてに優先している証拠ではないでしょうか。