院長からのメッセージ 回復のために 1

今月は、回復のために何が必要かについて考えてみましょう。

 回復のためには自らのアルコール問題を自覚することが大切です。しかし、自覚することが一番困難です。この困難性を乗り越えたのが、まさしく体験談です。語られたことは、飲酒時代、その人が本当に行なったことであり、一般常識から考えると、恥ずかしいこと、認めたくないこと、悲惨なこと、あるいは自己責任を放棄するような行動です。しかし、いかに人間として恥ずかしい行動であっても自分が飲酒すればそのようになってしまうのだと自覚できなければ、人々の前で体験談など語れません。アルコール問題を否認している人々は、自分の問題行動を認めず、他人のせいにしたり「あれは悪条件が重なって、たまたま起こってしまったことなんだ」と自己防衛しがちです。初めて体験談を聴く場所に参加した人は、赤裸々な体験談を聴いてすぐに「自分も同じだ」とはなかなか思えません。むしろ自分と違うところを探して「自分はまだアルコール症にまでいっていない」と思うものです。しかし、継続して参加している間に少しずつ「自分も同じだ」という認識や新たな気付きが得られます。そのためには根気強く体験談が聴ける場所に参加する忍耐が必要と言えるでしょう。

重要なお知らせ

第3日曜日(合同例会断酒表彰)変更について

今月は、回復のために何が必要かについて考えてみましょう。
 回復のためには自らのアルコール問題を自覚することが大切です。しかし、自覚することが一番困難です。この困難性を乗り越えたのが、まさしく体験談です。語られたことは、飲酒時代、その人が本当に行なったことであり、一般常識から考えると、恥ずかしいこと、認めたくないこと、悲惨なこと、あるいは自己責任を放棄するような行動です。しかし、いかに人間として恥ずかしい行動であっても自分が飲酒すればそのようになってしまうのだと自覚できなければ、人々の前で体験談など語れません。アルコール問題を否認している人々は、自分の問題行動を認めず、他人のせいにしたり「あれは悪条件が重なって、たまたま起こってしまったことなんだ」と自己防衛しがちです。初めて体験談を聴く場所に参加した人は、赤裸々な体験談を聴いてすぐに「自分も同じだ」とはなかなか思えません。むしろ自分と違うところを探して「自分はまだアルコール症にまでいっていない」と思うものです。しかし、継続して参加している間に少しずつ「自分も同じだ」という認識や新たな気付きが得られます。そのためには根気強く体験談が聴ける場所に参加する忍耐が必要と言えるでしょう。